プシケ

ファースト・マンのプシケのネタバレレビュー・内容・結末

ファースト・マン(2018年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

『ファースト・マン』
100点
んー、参った‼
劇場で観るべきだった😭
宇宙開発モノにハズレなし!
静かだけど熱い映画。
そして、普通の実話映画より主人公のパーソナルな面をより深く掘り下げた描き方に驚く。
時代考証した感じの少し粗い映像が60年代の雰囲気を醸し出してて、より世界観に埋没出来る!
印象的なのはコクピットで操縦シーンが多いこと。
ジェミニ8号やアポロ11号もああいう描写を敢えてすることで観客に、より臨場感や過酷さを伝えられたのではないかと。
必要に応じた実際の映像を使う的確さにも感嘆。実話映画にありがちな、お涙頂戴映画になってない!
ゴズリング演ずるニール・アームストロングに心揺さぶられっぱなしでした。
娘の死は彼にとって、とてつもなく大きかったというのが痛いほど伝わり、月のクレーターにブレスレットを投げるシーンには思わず(TT)
中盤の『その質問は遅すぎる』とか、彼の人となりに尊敬の念を込めずには居られない。
妻の、旦那の異変にすぐに気付きそれにそっと対応する洞察力と機転の早さ、優しさも素晴らしい。
最後、検疫で隔離中の所へ妻が…夫婦の再開…。
会話は野暮になる、言葉は要らない、二人で見つめ合いそっとガラス越しに手を触れ合う…完璧なラストカット🤔
デイミアン・チャゼル天晴☀
プシケ

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