ファースト・マンの作品情報・感想・評価・動画配信

ファースト・マン2018年製作の映画)

First Man

上映日:2019年02月08日

製作国:

上映時間:141分

ジャンル:

3.7

あらすじ

「ファースト・マン」に投稿された感想・評価

It'll be an adventure.

栄光のアメリカ史の1ページではなく、物静かな男の昏い情念と巡礼としてのアポロ計画。止まることなどできなかったのはニール・アームストロング(ライアン・ゴズリング)もアポロ計画も同じで、あまりにも多くの人間が死んでいく中でも彼が淡々と月へ向かったのは、それが彼にとっての償いでもあったという解釈。なんて暗い映画!陰々滅々。まぁ、明るく勇壮なトーンで描かれることが普通なジャンルだからこその逆張りと、宇宙=死の世界という定石を組み合わせていると考えると、割と手堅い企画な気がしなくもない。こんな陰鬱とした映画をたくさんの人が観たがっているようには思えないけど。

強い顔のおっさんがたくさん出てくるけど、殆ど全員死ぬという戦争映画もビックリの致死率。宇宙開発競争が紛れもない米ソの“戦争”であり、宇宙飛行士たちがその突端に立たされていたことを考えると至極当然とも思える。「それでも、NASAも宇宙飛行士も頑張って月に到達しました!やったね!!」と捉えるのか、「気がついたら誰も止められなくなっていた。止める選択肢なんてとうの昔になくなっていた」と捉えるのかで物語のトーンは当然変わるわけで、後者だと捉えた場合、必然的に月への到達がそのままカタルシスとなるわけもない。月面探査船は棺桶のよう、月は紛れもない死の国として描かれていた。
『ファースト・マン』(2018)
小さい窓に窮屈なコクピット。そして響き渡る轟音。静けさ。
繰り返してきたその行為の果てに、アームストロングは月へと降り立つ。娘の葬式の時に見上げていた、あの月に。
デイミアン・チャゼル監督&ライアン・ゴズリング、コンビ再び。

コクピットでの描写が内部だけを移すことにより、圧倒的な臨場感(こんなに訳が分からない状態で乗っているんだ…)の演出に成功してる。
月は死の世界の象徴。世間の熱狂とは真逆の、死地に赴く男ととして描かれているのが印象的。
そこで娘さんには会えたのだろうか?

https://www.youtube.com/watch?v=nFhzZKvaPXs
るん

るんの感想・評価

3.7
回転するシーンは観てるだけでほんとに吐きそうだしパイロットってほんとに大変そう、、しかもどんどん人死ぬし、、月へ行くってほんとに命がけで達成した偉業なんだなと思った
映画館とかでちゃんと観たらもっと楽しめたかも
WAT

WATの感想・評価

4.0
賞賛の声があがる一方で、「淡々としていて退屈」「月に行くまでが冗長」「盛り上がりがなくてつまらない」なんて感想を散見するけど、これはSFスペクタクル作品でもなければ、アポロ計画や月への人類の第一歩を壮大に描いた作品でもなく、ファースト・マンのタイトル通り、初めて月面に到達したニール・アームストロングという「人間」にフォーカスを当てた作品で、自分としては見応えのある作品でした。
彼の葛藤や家族(特に妻)の想いを冷静な視点で描写していて、確かに偉業を達成したにもかかわらず、高揚感はない。だが、それがいいんじゃい。彼をヒーローとして描かなかった事を自分は高く評価しています。

あと、月面着陸を疑似体験出来るのが、ちょっと嬉しい。
KOH

KOHの感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

状況の説明が少なく、一度目は序盤の展開に理解が及ばなかった

出発直前のシーンの
奥さんの皮肉
子供からの投げかけ
の言葉が印象的
静かな狂気を感じる。
Q太郎

Q太郎の感想・評価

4.0
有名なアームストロング船長の自伝的映画。

あくまでアームストロングの自伝であってアポロ11号の話ではないという事を理解していないと大いなる肩透かしを喰う。

しかし、私は非常に良かったという感想です。小説でいうと一人称のような視点。画像もわざと粗くして当時の空気感がよく出ていると感じます。

NASAを中心とした成功譚ではなく、家族を中心としたドラマ。特に奥さんと娘がキーになる。月でのブレスレットのシーンでこの為に彼は必死で月に行こうとしてたのかと切なくグッとくる。

奥さんとの最後のシーンも素敵でした。実際の夫妻は最終的に離婚しているというのはなかなかに男女の仲は難しいものだとつくづく感じます。
うぬ。これはやっぱり映画館で字幕がオススメ。訓練シーンがほとんどないので月面着陸がほんとに奇跡のように感じられた。ゆえにアームストロング船長の言葉にもより共感ができます。
月との距離、家族との距離、世間との距離

人類で初めて月に降り立ったニール・アームストロング船長の話。

決して派手な映画ではなく、結末もわかっているのになぜ惹かれるのかというと、歴史的異形の裏にあった個人を描いているからだと思います。
何を考えているかを全く話さない主人公ですが、家族との距離や成功への執着からたしかに感情が読み取れます。地球へ戻ったあとに、妻と鏡越しに再開するシーンはとても美しくぐっとくるものがありますね。
Seiji

Seijiの感想・評価

3.5
月面着陸後の没入感のあるカメラワークよかった

ストーリーは薄かったような…
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