ロスト・マネー 偽りの報酬の作品情報・感想・評価 - 3ページ目

「ロスト・マネー 偽りの報酬」に投稿された感想・評価

まずはキャストが豪華。ストーリーも飽きずに観ることができたが、全体的に話が重い感じ。それぞれの思惑などが複雑に絡んでいく。個人的には、リーアム・ニーソンの今作での使われ方好きです。
mash1966

mash1966の感想・評価

3.5
https://mash1966.hatenablog.com/entry/2019/05/20/214155
M

Mの感想・評価

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飛行機で鑑賞。
ルルフォにバーンサルに好きな俳優ばかり。ちょっとしか出てないけど
モト

モトの感想・評価

5.0
飛行機でみました。「妻たちの落とし前」みたいな邦題が付いてたので、ここで探しても見つからなかったのですが、原題の “Widows” で探したら見つかりました。本当は「ロスト・マネー 偽りの報酬」という邦題が付いているんですね。センスはともかく、まあ、どちらもそこそこに内容をよく表しているかとw

えー、そうだったの〜〜、みたいな展開もあり、かなり面白かったです。おススメです。
八巻綾

八巻綾の感想・評価

3.5
途中で邦題が変ったり、結局ビデオスルーとなったりと二転三転した作品。飛行機で鑑賞。

強盗を企てた4人の男たちの乗った車が奪った金と共に炎上。リーダー格の妻ヴェロニカは、金の持ち主である市議会議員候補から脅迫を受ける。困ったヴェロニカは、残りの妻たちに声をかけることにする。結局やってきたのはアリスとリンダのふたり。「金を返すためには、夫が残したノートにある強盗計画を実行するしかない」とヴェロニカはふたりを説得する。かくして、妻たちの強盗計画がスタートを切った…。

けっこう面白かった。経済格差が深刻な地域の市議会選挙を目前に控えているという状況が、単なる強盗ストーリーを複雑にしている。代々街を牛耳っていた議員一家出身の候補ジャックと、黒い金を使って立候補したスラムの対立候補。生活の苦しさから世論が対立候補に傾きつつある中、いまいち政治に興味を持てないジャックは、強圧的な父親や野心家の妻から日々突き上げをくらっている。この選挙戦争が物語りの大きな背景となっている。

死んだ強盗の妻たちは、夫がなにをしているのかは薄々勘づいていつつも、見て見ないふりをしてきた。リンダは自分の店の金を夫にむしりとられる日々で、アリスは夫から酷いDVを受けていた。裕福な暮らしを送っていたヴェロニカにも実は暗い過去があり、その傷を乗り越えられずにいた。

目の前の問題から目を逸らしつづけてきた妻たちが、切羽詰まった状況の中で腹を決め、逞しくなっていく姿は見ごたえがある。特に、エリザベス・デビッキ演じるアリスの成長は目を見張るものがある。弱々しく何もできなかった彼女は知恵と勇気を使ってヴェロニカからの指令を次々とこなし、徐々に自信をつけていく。とある事情から自分の元に逃げ込んできたヴェロニカに対して、「私をバカにするな」と言い放つシーンは感動的ですらあった。

ヴェロニカの過去や、事件の裏に隠されていた真実があまりに悲しくて、さすがにやりきれない気持ちになった。ヴェロニカが気の毒すぎる。しかし、途中で助っ人となるシングルマザーを演じるシンシア・エリポも含めて(全力疾走するシーンは痺れた!)、女性たちのカッコよさは文句なし。ヴェロニカが下す決断もクールで〇。全員に変な甘さがなくてとても良かった。

それにしても、エリザベス・デビッキのビジュアルインパクトは凄い。190㎝ほどある身長と完璧なプロポーション、そして彫刻のような顔面。あそこまで造形偏差値が高い人間がいるんだなあ。

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KMD

KMDの感想・評価

3.6
マックィーンの5年振りの新作がなぜビデオスルーなのか?一筋縄ではいかない脚本は見事、騙されたよ。ただ、仕上がり過ぎてて過去作ほど余韻は残らないかと。
matskei

matskeiの感想・評価

3.5
飛行機にて鑑賞。

素人集団がことを犯すので、ケイパーものと違うソワソワがありつつ。
メインは人間ドラマ。悲哀。

大きいスクリーンで見たかったなー!
m

mの感想・評価

4.9
「それでも夜は明ける」「SHAME」「HUNGER」と大傑作ばかり手掛けるスティーヴ・マックィーン監督の最新作は、初のエンターテイメント作品。共同脚色は「ゴーン・ガール」の原作・脚色者ギリアン・フリンで(原作は80年代のテレビドラマ)、出演者も豪華な布陣。なのに日本では、いや実の所アメリカでも理不尽な扱いをされている・・・

‪俺は監督の過去作に劣らない大傑作だと思う。キレッキレの演出&撮影に一筋縄ではいかない脚色、そして素晴らしい演技。硬派な犯罪劇の中で、立ち上がる女性達の絆が光る。犯罪映画であると同時にシスターフッドの映画だった。‬


それぞれの夫婦の日常と、夫達の最期をクロスして描く冒頭から監督の演出のエッジの効いた素晴らしさと編集の異常なセンスが全開。速攻でそれぞれの人物像が分かりつつ、すぐさま緊張感に満ちた物語に引きずり込まれる。

物語は一見シンプルで古典的(実は違うけど)だが、物語る話術で存分に魅せる。これが映画の醍醐味だ。マックィーン監督の演出技量は先鋭的な人間ドラマだけでなく、こうした犯罪映画でも発揮される事が分かったのは嬉しい驚き。


しかし物語にも女性映画としての現代的な味付けがあり、そこにこの映画の矜持がある。
主軸になるのは未亡人となった妻達&超アクティブなベビーシッターの連帯で、特に印象的にさり気なく強く描かれるのが主人公ヴィオラ・デイヴィスと未亡人仲間のエリザベス・デビッキの繋がりだ。
もう見た目から明らかに強い精神力で強盗計画を主導していくヴィオラは、実は過去に深い心の傷を抱いていたり物語の進行の中で心を抉られたりで弱さを表出するようになっていく。それに対して周りからも自分自身にも軽んじられているのがデビッキで、『若くブロンドで頭が悪く顔と体だけが良い美人』というレッテルを貼られて尊厳を踏みにじられている、ひ弱そうな存在の彼女がその実この犯罪計画において最も役に立ち彼女無しでは計画が進まない存在になっていく。
この2人が時に激しく互いを叩き合い、時にふとした態度で互いの心を通わす。そのとてもおぼろげで、けれどもどうやら確かに芽生えてきているらしい微かな絆が素晴らしかった。

その常人離れしたスタイルの良さと美貌のせいか人間離れした役が多かったエリザベス・デビッキは今回作品の中で最も変化していく非常に人間的な役を与えられていて、その期待に応えてこれまでで最も素晴らしい演技を披露している。
あまりに不当に低い評価を受けているこの映画の中でも特に彼女の演技はもっと評価されるべきだったと思う。

その目力が光るヴィオラ・デイヴィスも強さだけでなく弱さも体現していて素晴らしかった。彼女の過去の描写も短いながら胸に詰まる切実さがあり、夫との関係性がまた良かった(この辺りに黒人差別への複雑な想いがこめられている)。

面白いのがいつもゴリゴリに強いミシェル・ロドリゲス姐さんが今回はあまり強くない女性の役である事で、それが彼女のこれまでにない人間臭い弱さを引き出していて印象に残る。

4人目のメンバーとなるベビーシッター役のシンシア・エリボは「ホテル・エルロワイヤル」の時とは正反対のパワフルな役どころで、特にその身体性が存分に光る。


一方男達は大体情けないかクズで、その各々のどうしようもなさを引き受けた俳優陣が皆印象的。
気弱な三世議員のコリン・ファレルに力強い老害っぷりのロバート・デュヴァル、笑いさえ起こさせる程の強烈な暴力性を発揮して主演作「ゲット・アウト」の時を遥かに凌ぐ怪演のダニエル・カルーヤ、一瞬でそのどうしようもなさを理解させるジョン・バーンサル。
そして何よりもリーアム・ニーソン、多くはここには書かないが近年最も力の入った良い熱演だと思う。


名撮影監督ショーン・ボビットによるフィルム撮影も作品の格を高めている。



何気なく繊細で剛腕な演出が光る視線劇の後、ふわりと犯罪映画らしからぬ肩の力の抜けた自然さで終わるエンディングの、その女性達を労うような余りの優しさが泣けてくる。やはりシスターフッドの映画だった。
ちなつ

ちなつの感想・評価

3.8
く、暗い。オーシャンズ8みたいな話か、痛快なストーリーと思いきや、全体的にダークゥー!

しかし、役者が全員、うまい!

これ、もっと、ヒットさせてほしかったわ。なんか、実力派を正しいところにつぎ込んでるものの、ヒットしない系テーマ。

なんか、最近、女性の権利を主張しすぎて、おかしなことになっちゃってるフェミニスト映画が多いから、なんか、こういう、女の底力みたいなのを、描いた作品、同じ女性としては心強いんだけどね。

しかし、妻たちの落とし前とか、ロストマネーって、タイトル、なんか、色々違う気が。。。
話の展開に無理はあるけれど、応援したくなる未亡人三人の行動。かっこよかった。
ストーリーの先が見えず、実に面白かった。
人種差別に対する文句も含まれているね。