すとんこ

おっさんのケーフェイのすとんこのレビュー・感想・評価

おっさんのケーフェイ(2017年製作の映画)
3.5
「どうせプロレスなんて八百長だろ?」なんて思ってる輩(やから)とは一生相容れることはない、と思っていた。とは言いつつも、段取りや打ち合わせは当然あるものと理解もしていた。でも、ナニも分かってない奴に訳知り顔でそのような物言いを許すことは出来なかった。
今は、そんなこと、どうでもいい。人がどう思おうと「プロレス」は現在も存在し続けている。この事実が全てだ。

カッコいい=正解、そうでもあるしそうとも言えない。
カッコ悪い=カッコいい、意外とそういうこともままある。
この懐の深さ。無限大の正解がそこにある。

現実と虚構の狭間にある感動。いや、そんな大袈裟なものではない、でも不思議な魅力、昂揚感、中毒性を持つナニかの答えを求めて、いやいや、そんな答えなんか必要ナシ!観たままを受け止める。

そんな幼稚で高尚なエンターテイメント、「プロレス」を愛せる自分のステージの高さ(ハイ、勘違いしてますね)を実感出来る一本(* ̄ー ̄)☆
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