芸術家の孤独と苦悩が描かれている。苦しいほどにそれが伝わる映画であった。
親友であるセザンヌとゾラ。
ゾラは小説家として成功するが、なかなか世に認められないセザンヌ。
セザンヌについて感じたこと
無二の親友の作品が、自分だけをモデルにした作品ではないにせよ、結末が「成功せず自殺」であれば、それはいい気はしないよね…。友情を疑ってしまうのも当然。そして、自分の才能も疑ってしまった?それでも必死に描き続けた。生き苦しかったよね…。生きているうちに世の中に認められていたなら、彼の心がどれだけ救われたことだろう。
ゾラについて感じたこと
ゾラにとってのセザンヌと過ごした時間は彼のインスピレーションとなり、彼の作品に多大な影響を与えた。
ゾラがセザンヌへ向ける友情が本物であったと信じたい。
女中に手を出す、、
なんだかゾラにはがっかりした。
美しい映像であり、実在する人物名も多々出てきたので楽しめた。
相応に面白い内容ではあったが、観ていて明るい気持ちになるものではなく、暗い気持ちになった。