何物にも代え難い友情の物語。
きっとお互いがいなければ画家として小説家として成功してなかったはず。
セザンヌの性格によりこじれてしまった友情だけど、他人には見えないところでずっと繋がってる気がした。
画家は一瞬の輝きの為に一生を肥溜で過ごす人、という言葉が作中に出て来るけれど、
死後に才能を認められ著名になった画家は、作品を生み出している時は本当にもがき苦しんでいたのだろうな。
エンドロールの、風景がセザンヌの絵に変わるところとても素敵。
フランスは、歴史もあって芸術家も多く豊かな自然も豪華な建造物もあり、という恵まれたコンテンツを活かした映画が多いような。