コブラ

ブリムストーンのコブラのネタバレレビュー・内容・結末

ブリムストーン(2016年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

他者なんざハナっから映ってない様に感じるガイピアースの真っ黒な瞳、真っ黒な視線に耐え続ける2時間半。この人怖い、、、。
だし、なによりこの人偉いわ。


直近ではナタリーポートマンの「ジェーン」に話は近いけど、
そこはマカロニ風味のオランダ仕立て。グロもエロもどぎついし、不快に感じるとこをバンバン攻めてくる。視聴後感は「ELLE」に近い。


ガイピアースは漆黒だがそれに抗い続けるダコタファニングもかなりの黒み。
彼女の周りは常に死体だらけ。
最後は運命に追いつかれる訳だが、彼女にとってのそのリデンプションを表情だけで演じるダコタファニングは今作で跳ねましたかね。

西部“活劇”ではないので銃器は控えめ。
リズが連射するウィンチェスターは親父がその精度の低さに言及してたので1866かなあ。フレームピカピカだったし、カートリッジを拳銃と同じくする人気とは裏腹な低精度と言えばイエローボーイだよな。
それよりガイピアースのテレスコープ着脱のボルトアクションはなんだったんだ、、。
円盤買って要チェックや!


悪党には地獄の業火を、
淑女にはウィンチェスターを!!
大 好 物!!
コブラ

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