このレビューはネタバレを含みます
推し俳優が出ているだけで予告編の重苦しい印象から148分も耐えられるのかと不安だったが杞憂に終わった。
四章に分けて時間軸をずらす構成で最後まで飽きさせず、何と言っても出ているシーンから目が離せない3人の演技に惹き込まれた。
ショーン・ペンやトム・クルーズやデンゼル・ワシントンより目立っていたあの可愛らしかったダコタ・ファニングが、お尻を突き出してあんな演技をする歳になったとは。
最近は妹の方が脚光を浴びてますが、私は「すずよりアリスの方が好き!」と同じく「エルよりダコタの方が好き!」
観た後に気が付いたのは、ダコタの少女期を演じたのが『海賊じいちゃんの贈り物』でしっかり者のお姉ちゃん役だったエミリア・ジョーンズ
そして変態DV神父は『L.A.コンフィデンシャル』の時から下衆男はお任せガイ・ピアース
米国では男尊女卑映画と叩かれたらしいが、出てくる女性は決して折れない強い女性ばかりだぞ。私の周りの女尊男卑のように^_^;
最後に沈み行く中で見せた微笑みは、全ての呪縛から解放された安堵の表情だと思うがどうなんでしょう。