じょー

ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめのじょーのレビュー・感想・評価

3.8
生まれや育ちが違う価値観から、お互いを理解しようと努力して、受け入れて、受け入れられて家族を築いていく。
幸いにして、愛のある家庭に育ったぼくには難しい理想だなんて思ってもいなかった。
お互いに理解をすることを前提として、人と向かい合うことが基本だと思っていたからね。

この映画は、そのプロセスを描いた素晴らしい映画だと思う。
ただ、今のぼくには理解出来ていたとしても、それを理解して向き合ってくれる人がいるのかですら疑問を持ってしまう。
みな、生きることに精一杯だとしても、理解の上で納得して生きていくのは、なかなか困難なのかもしれない。
日々、様々な状況の中で自分にできることを考えると、自分をすこしでも幸せな時間に触れさせてあげるのは、いまは自分しかいない。
そうやって、自分から人に与えてあげられる愛情を蓄えておかないと、人から愛される人にはならないんだろうな。

わかっているつもりでも、人に愛されるのはとても難しいのかもね。