冬眠くまちゃん

一礼して、キスの冬眠くまちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

一礼して、キス(2017年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ジュウオウレッドの大和先生もとい中尾君のキスシーン!!!と発表された時から楽しみにしてたので、速攻見に行った。原作もちらっと知ってたり、彼氏が弓道やってたから憧れの世界であったりで、弓道を撮る映画って点でも楽しみにしてたり。平日の夕方前の上映を選んだら、ほぼ貸切映画館でうけたw

全体的に画面が暗くて、DVD化されたやつを明るい部屋で見たいなーという思い。だがしかし!!!大画面で見るキスシーンは良かったぞ!!!
もっとキラキラJK向けなつくりをしているのかと思いきや、シンプルな音楽(ピアノと弦楽器くらいの構成だったような、余計なキラキラ効果音とかなくて好き)に仄暗い画面で、ターゲットがよくわからんぞ!という思いもありつつ、でもエロくて不穏な空気満載でよかったと思う。ピアノの音が緊迫感漂わせすぎて甘々な展開も気が抜けなかったもん、面白かったw

まぁ、感情移入とか共感とかには程遠い内容ではあるけれど、杏がエロい点は共感するよ三神君!!!!
キスシーンほんとよかったなぁ、神聖な稽古場でいちゃこらしたり、叔父の家に彼女連れ込んだり、いろいろあれだけどもキュンキュンしてしまった。リアルでキュンキュンくるキスシーンって希少価値あるよなぁ。

試合や練習シーンの、緊迫して張り詰めた空気が伝わってくるというか、余計な音がなくてよかった。そこは入り込めた。しかし官能的な競技に見えてきてしまってごめんなさい……という気持ち。

突然の奥仲麻琴とか、レッドバスターがジュウオウレッドに殴られるとか(ヒロムがあんな大人になってるとはびっくりだった、かっこよかった……)、杏の友人のボブカットが恐ろしく可愛いとか(制服のスカートを翻して軽やかに歩く様が可愛すぎた)、いろいろあったけど、なにはともあれもっと微妙な映画を予想していたので、いい意味で裏切られたので満足でしたとさ。

後日談、出演者のひとりが新しい戦隊レッドになったようで、姉曰くこの映画はスーパーレッド大戦とのこと。すごい、とてもレッド。