銀幕短評(#410)
「お兄チャンは戦場に行った!?」
2013年、日本。 28分。
総合評価 67点。
28分間の短編映画。みなさんの評価は低いようですが、わたしは好きですね。多少のチープ感は否めないものの、俳優さん(たった 2人)と演技はしっかりしているし、映画作りで押さえるべきポイントは、常套手段でうまくカバーしている。映画の足し算引き算を、よくわきまえています。
妹の元に、4年間自宅に引きこもっていた兄が突然訪ねてくる、それだけのはなし。
これといったメッセージはまったくありませんが、アハハと笑えるところもあれば、きょうだいの ほどよい思いやりもうまく描けています。視聴 1分間あたりの満足度を考えると、その辺のつまらない映画を けっこう蹴散らすと思いますよ。いかがですか?