このレビューはネタバレを含みます
監督の講演会付きだったので、とても勉強になった。
もしかしたら映画の中の世界とこっちの世界の間は薄皮一枚の境界で、手を伸ばしたらむこうの世界と繋がれてしまう?と感じる不思議な作品。
・「独立した複数…
好きか嫌いと言えば、ちょうど真ん中かな。
テンポがゆーっくりでそこは物足りなく感じてしまったけど、緊張感と不思議で心地よい感覚が共存するこういう映画は嫌いじゃ無い。
みんな女性のキャラクターたちは…
作品構造において、きわめて大胆なアイディアをもった意欲作。
ひとつの家という空間のなかで、ふたつの世界がかさなりあうそのさまが、なにひとつ特殊撮影効果に頼ることなくえがかれている。
そのさり気なさ…
少女達のダンスのあと、古風な家屋内を、まんま小津な腰位置のカメラがとらえる。
そのあと海岸で少女が少女らしき屈託を語る。
15分ほどで青臭さに嫌気した。
と同時に、筋が追えなくなる。
二家庭がパラ…
まさかこの作品がmubiで配信されると思ってなかったから驚いたが、予想以上に映像の良い映画になってて劇場で見ておくべきだったと激しく後悔。(少なくとも画面にヒビ入ったスマホとかで見るべきものじゃない…
>>続きを読む1つの家に別々の人物が、同時ではあるが裏と表の別世界として住んでいる って話で、リヴェット『セリーヌとジュリー~』を思い出した。
この時代に、構図をキメやすい古い日本家屋を選ぶというあざとさというか…
©東京藝術大学大学院映像研究科