ドイツの現代美術家で映像作家のJulian Rosefeldt(ユリアン・ローゼフェルト)のインスタレーション作品のムービー版です。
http://www.imageforumfestival.com/2018/program-g
1人12人役に扮したケイト・ブランシェットが、著名な思想家、芸術家、建築家..らが過去に発言、発表したマニフェスト(宣言/主張)をメッセージするという作品。
12人は、ホームレスの男、株のトレーダー、ゴミ焼却場の作業員、葬儀屋、家庭の主婦、科学者、パンクな女、プライベートパーティ主催のCEO、舞台振付師、人形師、ニュース・キャスター、小学校の教師なんですが、さすがケイト・ブランシェット。いずれもなりきってます。
哲学的・概念的なメッセージが続くので、途中睡魔が。。。
ですが、ケイトのキャラクター&コスチューム・デザインやそれぞれのロケーションの世界観も含め、アート作品として楽しめました。(ちょこちょこ笑える要素もあり)
映画関係ではジム・ジャームッシュの「Golden Rules of Filmmaking (2002) 」が最後の小学校のパートで出てきました。
"オジリナルなんてない。インスピレーション/想像力を刺激するあらゆるものから盗め。それがあなたの本物となる。"的なメッセージを先生(ケイト)がお絵描きしている小学生たちに伝えちゃう。笑
Julian Rosefeldtのサイトで12に分割されたムービーが見れます。
https://www.julianrosefeldt.com/film-and-video-works/manifesto-_2014-2015/
途中、ちょっと寝てしまったので...見直そうと思いましたが、英語字幕もないので、雰囲気だけ再確認。笑;
トレーラー(海外)
https://youtu.be/sOA6ramO1aw