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シドニー・ホールの失踪のbopapaのレビュー・感想・評価

シドニー・ホールの失踪(2017年製作の映画)
3.3
2019年 120本目

とある人気作家の失踪とそれを追う刑事?のオッさんの話。色んな時代の話が同時進行でどんどん挟まれていくのでボーっと観てたら訳わからなくなるはず、集中して観ましょう〜。BGMが好みでした。

主人公が凄い才能ある作家さんなので、そういう人は変な人に違いないのですが行動に一貫性が無く感じられてしまい、才のある登場人物によくある惹きつけるような魅力を感じられなかったのは惜しい。

話の進み方も良かったし映像の撮り方も好み。主人公以外の登場人物も魅力的な人が多かっただけに、逆に肝心の主人公に全然共感出来なかったな〜。作品の方向としてわざとそういう人物に作り上げているんだろうけど。

全ての映画がハッピーエンドで終わる必要なんて全く無いんだけど、感情移入出来てない主人公が悲しい目にあっても「ふ〜ん」で終わってしまう事もあるので、やっぱり良くも悪くも共感出来るキャラクターがメインにいる作品の方が好みなのかも。
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