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勝手にふるえてろのbibliophageのレビュー・感想・評価

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)
4.3
12月25日、世の中はクリスマスです。夕方、おじさん一人で映画鑑賞。何見ようかな!?でこの映画。ミニシアター7割くらいの入り。もっとカップルいるかと思いきや、女性同士、女性ひとり、映画ファンとおぼしき同類の男性ひとり、そんな場内でした。

全編のモノローグ。歌あり。松岡茉優さん素敵です。全編ほとんど一人芝居感動!喜怒哀楽への表情の変化が素敵でした。

こじらせギャルとは言いますが、男だって同じだなと思いながら、過去の恥ずかしい失敗を思い出していました。ラブコメとは言いながら、笑えるといっしょに、過去のあんな事、こんな事を「やべ」っと思わせてくれました。だって、好きな人で一度も声かけたこともなくて、ちょっとしたしぐさで勘違いして、その後も脳内に召喚するってやるじゃないですか?

おしいなと思ったのが、あのモンタージュやったらスパっと場面転換して欲しかったな。

大九明子監督の作品、今回初めて拝見しました。時代感覚がフィットしているのかもしれません。他の作品も見てみたいと思っています。
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