絶滅危惧種な好きな彼氏ができたことのないヒロイン。片想いしている男性からは振り向いてもらえず、好きでもない男性から交際を迫られている。
ラブコメディで楽しめました。古舘寛治、片桐はいりなど脇を固める俳優もよかった。釣り好きなおっちゃん、オカリナ好きな隣のおばちゃん、愛想の良い駅員など、それぞれ個性が立っていた。
なかなか恋愛に発展しないもどかしさ。人を好きになるにはこんなにも時間がかかるのか。モテないヒロインを演じた松岡茉優がよかった。溌剌としていて、こんな演技もできるのか、と思った。
ラストの終わり方もよかった。いい映画でした。