一言で簡単に言うと、
この映画は本当に「見て良かった」。
微笑ましく笑えるところも多々あったので面白かった、とも言えるかもしれない。
だが実質、中身のある「いい作品」だった。
ひさびさにちゃんとした、いい恋愛・いい人間模様(人が向き合っている)をみれた。
そうそう、本来の人間てこんなもんよ。
そう教えてくれる感じ。
いくらカッコつけて生きてても、無様に泣き叫びたい時もある。
こじらせて、逃げたくなる時もある。
だって人間なんだしさ…。
観終わった後、実にさわやかにすんなりとそう思えた。
「ジャンヌ・ダルクて…偉人にでもなるつもりかよ…？！」
あの喧嘩のくだり、本当に最高。
最初は中だるみしそうで辛かった。(テンポはいいのだが展開が見えた気がして)
が、途中から松岡さんの演技ががらりと変化して、際立つ瞬間がある。
一気にラストまで目が離せない。
個人的に、二には拍手喝采だった。
演技とても素敵でした。
最後の最後にすごい作品をありがとうございました。出会えてよかったなあ
