松岡茉優は好みのタイプかと言われると違うけど、やっぱり女優としては天下一品。
これは黒沢清監督が言っていたことなんだけれど引用させてもらうと“アハハと笑いながら気楽に見ていると、突然ハッとする映画的瞬間がおとずれる”んですよ。
とにかく楽しく観てると突如ピリッとする瞬間があってヒリヒリする。正直、映画としては細かいところで詰めの甘いところもなくはないし、ある種ファンタジーの域に達してるような描写もあるんだけど、そこも全部含めてこの作品は愛おしい。理屈じゃないんだよねこの映画は。
でも松岡茉優と同僚の石橋杏奈←(この娘可愛い(笑))のやり取りなんか超リアルで監督の人間観察力みたいなものを凄く感じました。
主題歌も歌ってる黒猫チェルシーの渡辺大地くんのコメディアンぶりも凄まじい！まるでジャック・レモンかって思いましたよ！(笑)
こじらせとは言うけど本作の松岡茉優は物凄く等身大の女子だなぁーと思いました。飲み会でファック連発するとこ最高(笑)
やっぱり「500日のサマー」とか「モテキ」とか主人公が恋にウジウジする映画が好きな人はこういう映画は好きですよね。面白かったです！
