勝手にふるえてろ。
松岡茉優主演。
見た目普通なOLのヨシカ。
中身はちょっと痛くて、脳内片思いで中学時代の同級生のイチへを思い続けていた。
そんな時、ヨシカは二から突然の告白を受ける。
松岡茉優でしか演じれないだろうヨシカのキャラクターがすごい。
現実世界の地味で口下手なOLと、脳内で鮮やかに饒舌に捲し立てて話すその演技はお見事です。
感情のジェットコースターの様に、
ヨシカが泣き、笑い、喜び、怒る、落ち込む。そのダイレクトな演技にこちらも笑って、気がつけば泣かされている。
物語中盤の名前のくだり。
あんなに悲しくて、感情が崩れ落ちる様に露わになるシーン見たことないかも。
間違いなく彼女の出世作になるだろうし、
恐らく彼女自身が超えられない壁になるくらい傑作だった。
邦画ならではのメタファーに溢れ、卓球のラリー音とか、赤い付箋が交わるシーンとか、意味ありげでニヤニヤしてしまう。
誰か解説してくれ。笑
