「勝手にふるえてろ」観ました。
単純に純粋に観てておもろかったです。劇場で観ててもきっと声出して笑ってたと思うくらいにヨシカは吹っ切れてました。真っ直ぐ太く歪曲している感じ。
(๑´ㅂ`๑)
ところどころヨシカのセリフの端々に共感出来るものがあったり、極端な感情の起伏の数々に驚かされたりもしたけど、ヨシカが歌ったあのシーンでちゃんと合点を付けて回収されていく感じとか、演出なんかも見応えあって面白かったです。
最終的にイチに行くのかニに行くのか、どっちに行っても(なんかちょっとなあ)って途中から思いだしたんだけど、でもそれもあの赤色のアレの回収でピタッと着地したような気がしたというか、妙に腑に落ちたというか、嘘くさくない感じがしたというか。とにかくよかったなと。上手かったと思いました。
ただ、松岡茉優はこの役柄がドンピシャ過ぎてそのイメージからの脱却が難しくなるんじゃなかろうか。。そのくらい、存分に魅力が引き出されてたと思います。
渡辺大知も空気読めてないちょっとイラッとする痛い役柄、ピッタリでした。
【余談】
本作のDVDは「聴覚障がい者向け字幕」が設定されてました。そのお陰でとても観やすく分かりやすかったです。
一般的な字幕との違いとしては、セリフが誰のものなのかという表記と、セリフの無いシーンでの周囲の音の表記などがあったりします。
この辺りの設定についてはどんなふうに振り分けられるんでしょうね。本作がものすごい大作と呼べる作品でもないでしょうし、かといってものすごい大作だからつって、すべてに設定されているとも限らないし。
一人でも多くの人に全ての映画ができる限り自然に、感じやすく、多様性に満ちた世界が広がりますようにと、願うばかりです。
つって(`∀´)/