ミミック

勝手にふるえてろのミミックのネタバレレビュー・内容・結末

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

・24歳OLの10年片想いしてる「イチ」と現実に言い寄られてる「ニ」を巡る壮絶なひとり相撲のお話
・松岡茉優のこれまでのキャリアを総動員したような細かい演技の数々が堪能できる、まさに松岡茉優万歳!!!な1本
・原作×監督×主演が女性の組み合わせだからなのか、女性しか書けないような台詞だったり、男性の描き方だったり、主演の表情だったりが多く見られた
・コミュニケーションにおいてお互いが「は?」「は?」や「え?」「え?」と繰り返すようなシチュエーションがツボ
・イチが他の女と部屋に入っていったときのヨシカの眉間にシワが寄るアップとその後イチがすぐ戻ってきた時の視界がぼやけたキラキラしたような画面のシーンがお気に入り
・渡辺大知のまるで犬みたい、というかもはや妖精みたいなファンタジックなキャクター設定に思わず「クセがすごい」
・隣人のオカリナ役の片桐はいりのなかなか高めの片桐はいり度
・ラストの赤い付箋が徐々に染みていくの性的な意味も含めて凄い表現
・「本能のまま行動する側の人間に成り下がってしまった」の一言に集約される主人公のめんどくささ
・多分このヨシカという女性、松岡茉優が演じたからファックを連呼してもどこかコミカルだし、あれだけの笑えるシーンが生まれたんだと思った
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