このレビューはネタバレを含みます
まずはこういう子いるーっていうのと、自分もこういうところあるーっていうのと、とにかくすごい！親近感のある演出だった。観たい優先順位は高くなかったけど、心から観て良かったと思える。
現実と理想。初恋の人とか自分の中での憧れって触れたくて甘くて近づけなくて何年か経つと幻みたいに自分の中に変換されて記憶に保存されていくんだよな。
クラスメイトの名前も覚えていないどころか、あなたの名前を知らないって平気で本人に聞いてしまうようなクズ。それでも私の大好きな人、みたいな。
どっからどうみても2と一緒にいたほうが幸せなのにって思っても、自分でそれに気づくのっていつも遅くて、私の場合はそういう時2みたいな存在の人が他の人の恋人になった時初めて気づいて悔いたような気が。
妊娠と嘘ついて辞めようとした時に社内ですれ違った2人。そしてその時の2の顔。
クルミに剥き出しで切れるヨシカ。想定外の衝撃で、感情コントロールできなくなる時、理性が効かなくなってバーーーっと言っちゃう時ってあるんだよなぁ。
何はともあれ、
「俺はかなりちゃんとよしかをすき。」
「相手に全部剥き出してしなだれかかるのは良くないよ。」
「俺との子供作ろうぜ」
「うそ、顔見ていうのが恥ずかしかっただけ。」
こんなにかっこいい男っていないと思う。
