勝手にふるえてろの作品情報・感想・評価 - 2ページ目

勝手にふるえてろ2017年製作の映画)

上映日:2017年12月23日

製作国:

上映時間:117分

4.1

あらすじ

私には彼氏が2人いる──突然告白してきた暑苦しい同期のニと中学時代からの片思いの相手イチ。 「人生初告られた!」とテンションがあがるも、イマイチ、ニとの関係に乗り切れないヨシカ。一方で、「一目でいいから、今のイチに会って前のめりに死んでいこうと思ったんです」という奇妙な動機から、中学時代からひきずっていた片思いの相手・イチに会ってみようと、ありえない嘘をついて同窓会を計画。ついに再会の日が訪れ…

私には彼氏が2人いる──突然告白してきた暑苦しい同期のニと中学時代からの片思いの相手イチ。 「人生初告られた!」とテンションがあがるも、イマイチ、ニとの関係に乗り切れないヨシカ。一方で、「一目でいいから、今のイチに会って前のめりに死んでいこうと思ったんです」という奇妙な動機から、中学時代からひきずっていた片思いの相手・イチに会ってみようと、ありえない嘘をついて同窓会を計画。ついに再会の日が訪れるのだが・・・。 “脳内の片思い”と“リアルな恋愛”。同時進行で進むふたつの恋の行方は?

「勝手にふるえてろ」に投稿された感想・評価

NAOME

NAOMEの感想・評価

3.6
かなりぶっとんでるけど、良い作品だと思った😊✨
松岡茉優さんと渡辺大和さんの演技に拍手!!

このレビューはネタバレを含みます

主人公は24歳処女の地味でさえないヨシカ。同僚の「二」から受けた人生で初めての告白に浮かれるなか、中学から絶賛片想い中の同級生「イチ」と10年ぶりの再会! 物語は奇妙な三角関係へと発展し……!?

といった、手垢にまみれた筋書きに至る前に、ヨシカの妄想がぶった切られるのが衝撃かつ面白い。

名前すら覚えてくれていなかったイチの真性天然王子っぷりに彼女がとった行動は、胸に手をあてて「あ〝〜」とうめきながら始発帰宅するのみ。自分も辛い体験をしたとき、同じように胸に手をあてながら「あ〝〜」したことがあっただけに、モロに感情移入モードON!!! 奇跡のフルシンクロに完全心持っていかれた。

そこからは、「はいはい、チープなラブコメ少女マンガが原作ですか?」と鼻クソほじりながら眺めていた前半とはうってかわって、「ヨシカには俺しかいない!!俺が幸せにしちゃる!!」と、見方を180度変更。
会社の屋上でヨシカが弁当箱をすり抜けて二に抱きつくシーンに、「この男後ろから羽交い締めしたろうか」と敵対心を抱くまでにヨシカへの想いが募っていた。

しかし、、、しかしである!!

処女だということが会社中に触れ回っていると疑心暗鬼になり「妊娠してる」と嘘をつき始めてからだろうか。良かれと思って根回しをしてくれた女友達を〝ポン引き〟呼ばわりし、彼氏を〝処女厨の変態〟と勝手に決めつけ、ファーーーーック!! と叫んだあたりからだろうか。いや、隣人のオカリナ音に「辛気臭ぇんだよ!!」と身勝手極まりない拳を振り上げてからだろうか。

ヨシカを見る目が変わってしまった。

あれ?ヨシカって俺のこと?

自意識過剰で被害妄想と自己愛に溢れる彼女に、どうしても自分を重ねてしまう。こいつは俺なんじゃないか? と。そこからの展開は〝視野見〟じゃなきゃ観てらんないほど身につまされ、痛々しい。

だからラスト5分でびしょ濡れの二が登場したときは思わず、「ヨシカと俺を救ってくれぇえ〜ぃ!!」と泣いてしまった。2人の恋愛模様を歯ぎしりしながら見つめていた数十分前との落差たるや。完全なる情緒不安定である。

この作品の素晴らしい点は、二が「好きになったんだからしょうがないじゃん」と真っ直ぐな愛を表明しながらも、「甘えて全部しなだれかかるのは良くない」と真っ当な距離感を持っているところ。卑屈で傷つきやすく、人を信じないヨシカがようやく心を開く男として納得がいく。頼むから幸せにしてやってくれ。

自分の殻にとじ篭るひねくれアンモナイトなヨシカを肯定する「君のことがわからないから好きなんだ」に感動。
彼女を〝異常巻き〟にした10年間の孤独は、二と出会うためにあったんじゃないかなぁ〜。
運命の存在を感じさせてくれる最高のラブストーリーに、勝手ながら震えさせていただきました。

自分の邦画史上一番カワイイ女子キャラ・ヨシカを体現した松岡茉優マヂ神!!!
Kuro

Kuroの感想・評価

5.0
松岡茉優最高
hamm

hammの感想・評価

3.8
元々期待はしていたが、その期待をあっさりと上回ってきた。

あまりにも捻くれた主人公の言動に笑わされっぱなしで、かと思えばまるで自分を見ている様だと考えさせられてしまったり、、

間反対の男性の間で揺れる?様をここまでリアルに描けるってすごい!
拗らせすぎな主人公を喜劇的に描いているようで、リアルだなあ、、と感嘆させられてしまう部分も多々あった。

観客を飽きさせない凝った演出にも脱帽。
突然のミュージカル調など、観ていて非常に楽しかった。

これは色々な人の意見が聞いてみたくなるなああ
観終わった後誰かと話したい!という衝動に駆られる作品だった。
みなさんよくこれ見て無事でしたね…?共感できるとか、愛おしい暴走とか、そんな言葉で愛でられるほど距離が置けませんでした。
原作を読んでいたときにはまだ冷静に「綿矢りさはデビュー作から一貫していたいたしくて素晴らしいなあ」とかのほほんと構えていられたのが、松岡さんの身体と熱(下から持ち上げるように動かされる視線のすばらしいことよ)をもって伝えられてしまうともうだめ。
ヨシカが処女であることを知られたと気がついて衝動的に産休届を書いてしまうように、私の中のヨシカを知られてしまった!あまつさえヨシカかわいいとか言われてる!ファックファックファック!!!!!!!!!!

結局ヨシカは「勝手にふるえてろ」と赤い付箋を胸から散らして新しい一歩を踏み出してしまうんだけど、それは結婚して出産して人生を送ってしまっている現実の私自身でもあるんだけど、そのせつなくも美しいシーンを見てしまったらからこそ私は私の中のヨシカを手放してはならない、私はふるえつづけるぞ、ぜったいに、と決めました。ファックファック。
こう

こうの感想・評価

5.0
松岡 茉優の魅力炸裂!
しかし、普通の女性を描いた映画ってなかったと思う。
こじらせに爆笑や痛みを感じるけど、こんな事、誰だってあるよ。
安心しな。と強く言いたい。
19歳で芥川賞作家となった、綿矢りさの小説を松岡茉優主演の実写化。メガホンを撮るのは大九 明子監督。あまり期待しないで観たのだが、単純にリアルか妄想かわからないストーリー展開が面白い!

「松岡茉優の魅力が溢れ出た作品」

笑いのボケとツッコミをある意味で滑らしながらの展開も、嫌いではなく

非常に楽しめた作品で、

「松岡茉優主演の次回作」

かなり観たくなりました!
フレディに笑い、ニット帽姿にキュンとなり、ひとりミュージカルに泣く…

「ベリーベリーギャング」のころから好きで聴いている渡辺大知(黒猫チェルシー)が、徐々に男っぷりが上がってゆく美味しい役でよかった。「ベイビーユー」も名曲。

女子同士はいろんなことがあっても平気な顔をして今までどおり付き合っていきそうで怖い。
それにも増して松岡茉優が未だ22歳だというのがもっとおそろしい…
michiyo

michiyoの感想・評価

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「“サブカル”はこういうの好きでしょ?」って言いたげなキャストと展開がものすごい。

大好きなあの子はぼくの好きなものに共感してくれる、好きでいてくれるアイツはぼくのありのままを受け入れてくれる。サブカルホイホイありがとうマジで!!な映画。

石橋杏奈は現状から叶えられそうな目標を掲げたり、人のために尽力したりする。なにより、人を傷つけたかもしれないことに素直にあやまれるいい子。ああいう子に一番しあわせになってほしい。

昼寝から起きるシーン美しい。
面白かった!
捻くれすぎ(笑)

笑える部分が大半を占めるんだけど、ずっと好きだった人が自分の名前を知らないっていうのはかなりつらいものがあると思った。