勝手にふるえてろの作品情報・感想・評価

勝手にふるえてろ2017年製作の映画)

上映日:2017年12月23日

製作国:

上映時間:117分

4.0

あらすじ

「勝手にふるえてろ」に投稿された感想・評価

Kana

Kanaの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

10年心の中で想い続けた相手?それとも自分のことを一途に想ってくれる人?絶滅動物が大好きなこじらせ女子の脳内二股、揺れる女心を描く。

この映画の主人公、ヨシカまでとは言わずとも、脳内妄想は誰にだって経験があると思う。片思いって多分、半分以上は自分の脳内で完結しているから。相手の言動を、時にはポジティブに思い込み、時にはこじらせて、勝手に有頂天になったり被害妄想をしたり。
中学生の時から10年片想いをし続けていた相手、「イチ」。最初は同窓会で一目見るだけでよかったはずなのに、同窓会で自分から次回の約束を都内組でセッティング。タワーマンションのベランダで二人きりになった瞬間、お互い絶滅動物が好きという話で盛り上がる。
「君って面白いね。...君と話していると、自分と話しているみたいだ」そんな言葉に有頂天になる。
「ねえイチ君、人のことを”君”って呼ぶの癖なの?」「いや、えっと...君の名前なんだっけ?」
と言われて、帰宅後この世の終わりかのように号泣する。上手くいくかもしれなかった恋も、今までの10年間の想いもその事実だけで墓に葬られてしまう。
だけど実はヨシカだって、相手のことをほとんど何も知らない。同じクラスだった頃、恥ずかしくて顔を見ることが出来ずに視野の端で「視野見」していたけど、何ひとつ実際のイチを見ていなかった。彼がどんな思いで学生時代を過ごしていたかも。どんな風に孤独を感じていたかも。何ひとつ。
想いを寄せられている会社の同僚とは、デートを重ねつつも心の中で「二」とあだ名をつけ、決して名前を呼ばない。実はそれが彼を傷つけていることも知らず。
自信のなさから「私ごとき女が」を連発しながら、友人に秘密をばらされると激怒し、会社まで辞めてしまう。
そんな自分勝手でプライドが強いヨシカの気持ち、実は痛い程分かる。まるで中•高校生だったころの自分を見ているよう。いつもここに私の居場所はないと感じていた。むしろ「面倒くさい」彼女が、「面倒くささ」を全開できていることに感心する。
結局、最初はうざいと思いながらも、彼女の心をノックし続けてくれた相手を選ぶ。なじり合い、怒鳴り合いながらもぽろっと聞いてしまう。
「私のこと愛しているんでしょう?」と。
「いや、愛しているとは言えない。好きレベル。でも、ちゃんと、好き」と涙ぐむ彼にホロリとくる。
結局自分の人生に必要なのは、手を伸ばしても届かない相手ではなく、自分をいつも見てくれて心配してくれる、そしてそれをきちんと伝えてくれる「二」のような相手なのかもしれない。傷付いても傷付けてもいいから、本音でぶつかり合える相手。弱さも駄目なところも全部見せても、ちゃんと受け入れてくれると思える相手。
孤独の闇に震えて絶滅しそうな時も、そんな相手はきっとあなたの側にいる。

このレビューはネタバレを含みます

あのあと結局ヨシカは2のことが好きになりすぎて、2の元カノや遊んでた女の子をSNSで調べまくって
本当は私じゃなくてこういう子がいいんじゃん!!私が処女だから私のこと選んだだけでしょ!!
とか騒いだりするに違いない。。
りこ

りこの感想・評価

4.0
きゅん!
面白かった!し可愛い!
Ateam

Ateamの感想・評価

4.1
面白い
こじらせ女子ってなんて人間味に溢れているんだろう。そんなことを感じさせてくれる映画。『こじらせ』とカテゴライズされる意味について考えさせられる。僕は実はただ純粋で上手く人間関係を割り切れないだけなんじゃないかなと思った。
器用に生きることを強要される現代社会で一途に生きること、自分らしく生きることは『こじらせている』とカテゴライズされるかもしれない。だけど、それらがどれだけ愛しい行為なのかを思い出させてくれる作品。
松岡茉優さんってめちゃくちゃ演技うまいですね。はまり役なのかなー、この映画観ると、評価上がっちゃう気がする。
Gotti

Gottiの感想・評価

4.2
孤独感と妄想の狭間で行き来する、現代の苦しさ。僕らは小さなことをから、やるしかない。
ちかこ

ちかこの感想・評価

4.2
やっと観れた嬉しさと、わ〜!わぁぁ!っていう高揚感と松岡茉優ありがとう!の気持ちしかない
経過間

経過間の感想・評価

3.4
赤い付箋のメタファー
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