勝手にふるえてろの作品情報・感想・評価 - 481ページ目

勝手にふるえてろ2017年製作の映画)

上映日:2017年12月23日

製作国:

上映時間:117分

4.0

あらすじ

私には彼氏が2人いる──突然告白してきた暑苦しい同期のニと中学時代からの片思いの相手イチ。 「人生初告られた!」とテンションがあがるも、イマイチ、ニとの関係に乗り切れないヨシカ。一方で、「一目でいいから、今のイチに会って前のめりに死んでいこうと思ったんです」という奇妙な動機から、中学時代からひきずっていた片思いの相手・イチに会ってみようと、ありえない嘘をついて同窓会を計画。ついに再会の日が訪れ…

私には彼氏が2人いる──突然告白してきた暑苦しい同期のニと中学時代からの片思いの相手イチ。 「人生初告られた!」とテンションがあがるも、イマイチ、ニとの関係に乗り切れないヨシカ。一方で、「一目でいいから、今のイチに会って前のめりに死んでいこうと思ったんです」という奇妙な動機から、中学時代からひきずっていた片思いの相手・イチに会ってみようと、ありえない嘘をついて同窓会を計画。ついに再会の日が訪れるのだが・・・。 “脳内の片思い”と“リアルな恋愛”。同時進行で進むふたつの恋の行方は?

「勝手にふるえてろ」に投稿された感想・評価

牛丼

牛丼の感想・評価

4.3
ザッツビューティフルサンデイだよ〜〜!
の松岡茉優ちゃんと
オカリナ吹く片桐はいりで全部持ってかれた。

DVDになったらまた観たい
matsuco

matsucoの感想・評価

5.0
「勝手にふるえてろ」
おお…映画評論家の中井さんが今年初めのララランドをツイートしてたときと同じ熱量でガン推ししまくってる理由が分かったわ、超絶面白い!!
てかなんなのだ、今年の下半期!
上半期は「2017年は邦画こんなもんかいや」とうなだれていたけれど、下半期は爆発している、当たりが多いし、新感覚の日本映画がめっちゃ多いよ、最高!
どんな内容かというと、高校のときから10年片思いしてる男の子とポッと出て来た自分のことを好きな同じ会社の男で揺れ動く妄想女子のラブコメディ…と聞くと「はいはいはい」と思う人も沢山いるだろう。しかし違う!この映画は違うんだよ、待って、勘違いしないで…
ストーリー展開は、よくある若者の日常と行き過ぎた妄想が入り混じってるだけ…といえばそれまでだけど、テンポがめちゃいいんです、つか妄想の描き方がセンス抜群!素晴らしい!私自身を映画化するとしたら(絶対しないけど)こう撮って欲しいと思う。
妄想の内容って人それぞれだから、自分は楽しんでても話にしてみたり映像や文章にしてみたりすると他人がみて白けてしまう事があると思うけど、この映画はそれを完全に惹きつけられる内容にしてしまってるから凄いよ。
観ててグイグイ惹きこまれるし、かなり冴えているギャグセンスも、映画特有の「笑うシーンだから自分も楽しい気分になりたいし分かってるフリしたいから笑いました」の笑いが飛び出すんじゃなく「あっはっはっ!!!」て思わず声をあげて笑わざるを得ない笑いが随所随所で出る。観客達も最初は遠慮がちにクスクス笑っていたのが、横の人後ろの人前の人が声あげて笑うから、いつもは済ましてる女の子も声出して笑っていたんじゃないかな(想像)。
中井さんが、松岡茉優が無双と言っていたのがめちゃくちゃ納得出来る。このキャラクター、この立ち位置の若手女優もなかなかいないよね。流石親友に伊藤沙莉をもつ女だよ、関係無いけどテレビで松岡茉優の紹介VTRでちょいちょい出てくる、大好きなモー娘。のライブで初めて一緒に踊った茉優ちゃんの映像が私は大好きです。
妄想女子やらせたら右に出る人いないね。ザッツビューティフルサンデーだよお!のセリフをこの映画観た人と言いまくりたい!てかこの映画を5〜10人位で一緒に観たかったな!
あと松岡茉優以外の出演者、ひとりひとり全員良かったよ、でも断トツで松岡茉優ちゃんだねえ。代表作だこりゃ。松岡茉優ちゃん演じるヨシカは、友達になりたいタイプでもあり、私がいまの私のまま男になったら絶対に好きになるタイプ、間違いない。ヨシカという女の子は、昔は見た目も中身もオタクで友達もいなくて、成長して社会人になったいま、見た目は今風で可愛い同僚の友達もいるけど、中身はオタク気質で結構な根暗で闇要素も強め、金夜はタモリ倶楽部見るために飲み会は参加しない方向で変なあだ名を勝手に人につけて過去の思い出にひきづられてて…こういう女を好きになれない人もいるとは思うけど、私は猛烈に好き、で、こういう人が増殖していくのを夢見ている。某何とかハウスに出てるようなパリピとかスクールカーストが上の人達に対して生まれてから今でもひがんでいる私だから、いっその事パリピの定義をヨシカみたいな人間にして欲しいのにとも常に思っている。そんな承認欲求が天までとどけ…いや、新・天までとどけ2ぐらい高いところにいっちゃってる私だから、この映画は救いの映画でもありました。
この映画を観て、ただの笑えるコメディと思った人は普通に幸せな人生をおくってきた人でそれはそれで良いとして…。この映画を観て、面白いんだけどたまに笑えないぐらい共感してしまい自分の過去やエピソードと被り震えてしまう人は前記の人とは違う人生をおくってきた人だと思う。(どの映画作品もそうだけど)感想によってその人の生きてきた人生が少し垣間見える色が強い作品ですね。無論私は後者。
とはいえ完全なる惹きこまれ度200%の衝撃映画、是非是非観てください。
自分の中や身の周りにある各種の「あっ、やだな~」「痛いな~だめだな~直さなきゃな~」って部分を拡大鏡で2時間弱見せつけられ続ける感じ、むっちゃくちゃ疲れました 笑
映画館出て3時間くらいしんどさ引きずった…。

演出はけっこうヘンテコで臭いっちゃ臭いんだけど、
笑いの小ネタが利いてて、けっこうたびたびツボりました。何回か声だして笑っちゃった。
全体に演劇っぽかったなー。きらいじゃないです。

もう一回観たくはないし声を大にしておすすめはできないけど、
教室の日陰のほうで生きてた記憶のある女子なら、なんらか感じるものはあると思う。よくも悪くも!!

あとなんかぐったりしすぎて、観る前にモヤモヤ考えてたこととかなんかもうどーーでもよくなったので、
ある意味浄化作用があるのかもしれない…いや、浄化というか、沈殿物が舞い上がりすぎて少々の濁りとかもはや気にならなくなるって感じか…

いやでも、舞い上がった汚泥がまた落ち着いたら、前よりもちょっと水がきれいになっているかもしれない!
…でもそれも気のせいかもしれない…!!

そんな感じで、共感できてもできなくても清々しい気持ちにはならないと思うけど、
私は観に行ってよかったです、はい 笑

あ、役者さんは皆さん素敵でした!
ヨシカが可愛いおかげでキツくてもぎり観れていた気はする 笑
公開初日にいきました!

ずっっっと観たくて、たのしみにしてた作品。
綿矢りささんの原作を発売当時にタイトル買いして読んでから、この作品が大好きになりました。
女性なら経験したことあるんじゃないかな、っていうような妄想に心をえぐられるんだけど、最後は少し元気がもらえるような。妄想ではなくて、現実を生きろ。みたいな。

主人公は現実世界から逃げて妄想を好み、一見ちょっと変だけど、でも可愛いところがたくさんある女の子。
松岡茉優さんが演じることで、すごくナチュラルに、そんなわけないじゃん!っていう場面も観ることができました。
しかもどの姿もほんとうにかわいい。笑
ずっと松岡茉優さんのヨシカをみていたかったくらいでした。

あと、二役の、渡辺大知さん。
イケメンなのに、行動が怖くて発言がキモいところがなんか、とても良かったです。演技うまいなあって感じ。
最後の、お家でのシーンはかっこよかった!!

個人的には隣人のオカリナとコンビニ店員さんのカッパ姿がお気に入りです。
脇役なのに、あの存在感はさすが。
めっちゃ笑いました😂😂
sono

sonoの感想・評価

3.8
終わり方が最高

痛いけどそれだけじゃない
「勝手にふるえてろ」
PoolerBear

PoolerBearの感想・評価

3.8
とにかく観てる間ひたすら胃が痛かった。多方面から指を指されてる気分だった。メイン3人が全員好きな役者で期待してたのでとても満足できた。特に渡辺大知が好きなのであのウザさと人の良さ、エンディングの黒猫チェルシーの曲も良かった。でも今はもう2度と観たくない(笑)

このレビューはネタバレを含みます

メインのストーリーは自分の苦手なイタい系恋愛。なので中盤以降まで観てるのかなり辛かったけど最終的にはまぁ満足。原作は小説ってことだけど、妄想っぽい部分は小説だと表現しにくそうな内容だったので、映画でだいぶ脚色したのかな?そこはちょっと興味深かった。
 
この作品、後半にどんでん返しのある構造になっていて、その点では「彼女がその名を知らない鳥たち」に近いと思うんだけど、それと比べると「溜め」がそこまで強くないので、インパクトはちょっと薄いかなと思う。

ただ、そのどんでん返しのための小道具として、「桐島~」の前野朋哉さん、「淵に立つ」の古舘寛治さん、片桐はいりさん辺りの個性的な俳優さんを使っていて、そこは効果的だったな。
 
とは言え、この作品は松岡茉優さんを魅力的に描くための映画なので、彼女に関心があるかどうかで評価は変わると思う。自分的に現時点では特別好きな女優さんではないので普通に観てしまった感じ。
 
そうそう、誰かが日本版「アメリ」と書いていたけどまさにそれだな。そしてそのどちらも自分はピンと来なかったかなー。
大好きな綿矢作品の映画化。
原作のエピソードやエキセントリックな綿矢ワールドはそのままに映画オリジナルのシュールな要素が加わっていて面白かった。
二はもう少し体育会系の暑苦しいイメージだったけど、映画のうわ、こういう人いるよね、と少し気持ち悪い感じがはまっていたと思う。
松岡茉優ちゃんは表情がくるくる変わっていくのがすごくかわいかった。歌っている姿を見るとどうしても日テレのドラマを思い出してしまうのは仕方ないですね、
ごてふ

ごてふの感想・評価

3.8
池袋シネリーブルにて。初日の初回には10代の女性グループが過半で3割程度の入りと出足は鈍い。原作既読。通勤途上の地下鉄で読んでニヤニヤして周囲に怪しまれた。祝・贔屓女優の初主演作。妄想女子のややこしい恋愛譚。ストーリーは原作にほぼ忠実。シナリオも書いた監督のエピソードの膨らませ方と細部にまでこだわったキャラの造形が良い。主人公の根の暗さや思い込みの激しさと弾けっぷりに、最初は笑えて、やがて切なくなり、最後は愛おしくなる。映像(視覚)化でしか得られぬ面白味もあり。脇役陣の渋さにもニンマリ。瑕瑾を云わせてもらえるならヒロインがもう少しトウがたっていて美人でないと完璧なのだが・・。想い(言葉)は伝えなければ意味がない。そして恋愛はやはり生身に触れて成就するということだろう。
ファックファックファック!!!ファッキンサイコーだったぜ松岡!!松岡による松岡のための松岡の映画。

もう知れ渡っているであろう若手ナンバーワン女優松岡茉優が初主演を飾ったこの映画。『桐島部活やめるってよ』で火がつき、『ちはやふる』ではあの詩暢ちゃんを降臨させる偉業(まばたきしない演技に激惚れ)を達成し、待ちに待ったコメディで、しかも綿矢りさの『勝手にふるえてろ』なんてまさにおあつらえ向き。期待しかなかったこの映画、やはり想定以上にドライブさせまくってくれました。今作でも当たり前のように瞬きはコントロールされています。コメディなので表情の展開が激しく、沢山の表情が観られて楽しいです。極端に切り替えたり、グラデーションで変えたり、とにかく松岡百面相です。そして歌まで歌います。心情吐露する劇中歌ですが、あれが同録であることの素晴らしさに監督への感謝と松岡茉優のコメディエンヌ無双の一端をここに見ます。
などなど、松岡茉優の演技が凄いのは分かっていたけど、大九監督が原作をうまくデフォルメしていて広げ方もまとめかたも上手かったのは嬉しい想定外。モノローグをどうするのかと思っていたらよくある手を使ったんだけど、これをちゃんと回収しない映画が多い中、一曲でバッチリ綺麗にされちゃいました。お見事。その発想マジ神。あと、鏡の関係が原作よりもマスを狙って強調されてるんだけど説明しすぎない妙は関心。「勝手にふるえてろ」というセリフの対象の違い、これは映画の方が深く、意味があるように感じた。

イチは原作よりもやっぱりイケメンになっちゃったな。冷めた感じは出てたし、悪くはないんだけど原作では同窓会時に頭薄くなってることが発覚してもヨシカの気持ちはびくともしないのでその想いの強さが強調されるんだけど、まぁそれがなくても想いの強さは十分出てるし「私はそれは嫌かも」って女性客に思わせるのも悪手かもしれないからこの設定変更は問題ないかな。キミスイの北村匠海なので演技は心配してなかったしイチというキャラクターを理解してやられてたのでよかったです。
二は原作よりも隠れてる部分がなくて開けっぴろげな奴で憎めなくて、もう中学生みたいで、イチに対しての二という対比でいうとやはりデフォルメされているという意味でより明確なので正解でしょう。黒猫チェルシーってUK時代にちらっと聴いただけだったのであんなにポップでキャッチーな曲やってるとは知らなかった。
この映画脇も凄いです。古舘寛治の気のいいおじさん感、前野朋哉の無害な安心感、池田鉄洋の真面目ふざけ感、片桐はいりの普通の人の端っこ感など、各々ドハマリの役柄で支えています。そんな中、趣里の役はヨシカの憧れの象徴なんだと思います。やりたいことをやってその奇抜ささえ飼育してしまうようなカッコよさに憧憬を持っているのでしょう。そして石橋杏奈さんの美しさには胸で十字を切り手を合わせて祈るだけです。
ちょっとだけ言いたいのは、劇中歌は面白い曲になっていたと思うのですが、狙ってやってるんだとは思うけど他の部分の音楽がどうもペラッペラで「コメディです」ってやりたいのかもしれないけどあまり好感の持てる音楽ではなかった。主観的なことだけれどちょい残念。

主人公は女性だ。しかしこれは女性のためだけのものではない!うわぁこれ俺じゃん…ってシーンありまくりのてんこ盛り。性差より人差の方が大きいというのを象徴しているように感じた。だから男性も”視野見”で終わらせるのではなく真正面から観るといい。
ウェイウェイ軍団には馬鹿にされて終わるかもしれないけど絶対にこの映画を欲している人がいるはずだ。今の”私無敵”状態の松岡茉優を見逃すな。現状最強のコメディエンヌここに爆誕だ。


映画を観て舞台挨拶に外れたことを未だに悔しく思う日々が延長されてしまった・・・ファック!