勝手にふるえてろの作品情報・感想・評価 - 5ページ目

勝手にふるえてろ2017年製作の映画)

上映日:2017年12月23日

製作国:

上映時間:117分

4.1

あらすじ

私には彼氏が2人いる──突然告白してきた暑苦しい同期のニと中学時代からの片思いの相手イチ。 「人生初告られた!」とテンションがあがるも、イマイチ、ニとの関係に乗り切れないヨシカ。一方で、「一目でいいから、今のイチに会って前のめりに死んでいこうと思ったんです」という奇妙な動機から、中学時代からひきずっていた片思いの相手・イチに会ってみようと、ありえない嘘をついて同窓会を計画。ついに再会の日が訪れ…

私には彼氏が2人いる──突然告白してきた暑苦しい同期のニと中学時代からの片思いの相手イチ。 「人生初告られた!」とテンションがあがるも、イマイチ、ニとの関係に乗り切れないヨシカ。一方で、「一目でいいから、今のイチに会って前のめりに死んでいこうと思ったんです」という奇妙な動機から、中学時代からひきずっていた片思いの相手・イチに会ってみようと、ありえない嘘をついて同窓会を計画。ついに再会の日が訪れるのだが・・・。 “脳内の片思い”と“リアルな恋愛”。同時進行で進むふたつの恋の行方は?

「勝手にふるえてろ」に投稿された感想・評価

HonokaAndo

HonokaAndoの感想・評価

4.0
もう主人公に感情移入し過ぎてしまったんではないかと思うくらい、はまってしまった。
きのみ

きのみの感想・評価

3.8
ミュージカル調になったあのシーンはグッと引き込まれた。
ちょくちょく笑いポイントもあってよい。
松岡茉優が上手。死ぬほどこじらせてた。黒猫チェルシー渡辺大知、最後が急にイケメンで結婚してってなった。
みや

みやの感想・評価

3.3
主人公、途中でしんどくなっちゃうほどこじらせちゃってる。
けど、これを観て共感する〜っていう女とは仲良くできないな。

ラストの主人公に向けての、
「被害者ぶらないで」
「好きだからって全部受け入れてもらえると思うな」
という言葉刺さるよね。

頑張ってるのに空回りして、イライラされてしまうニに同情する。

結局は1番好きな人に好かれなかったから、自分を好いてくれる人に逃げたり、噂に振り回されて辟易とする所とか、観ていて痛々しいほどめちゃくちゃリアルだった。
どちらを選ぶのか、展開を楽しめたが、コアとなるひねりか、エピソードが欲しかった。最後のセリフだけでは足りない。
ミナミ

ミナミの感想・評価

3.8
おそばせながら。

痛くて痛くて痛くてずるずるぼろぼろになりながら目見開いて観た…

たとえば会社の飲み会シーンのヨシカの目が完全に就活中のわたし
m

mの感想・評価

3.7
イチカに感情移入は
全くできないけど
最後の画がステキでした!
【全てのヨシカ達に送る現代の物語】

冒頭、暗闇の中に流れるプカプカとした水の中の音。
ゆらゆらとヨシカをとらえるカメラワーク。
アンモナイト。
ヨシカの家の中、つまり彼女が妄想を一人で巡らせる場面にはこのようなモチーフが多用されている。それらが歓客に呼び覚ますのは「深海」のイメージだ。過去と現在、理想と現実が混在したヨシカの妄想の世界はまさしく深い海の底のように閉鎖的で孤独だが、全ての他者が自分に都合の良い存在に変換された快適な場所でもある。
対照的に彼女が働く職場をどこまでも灰色で窮屈な場所として描くのもまたヨシカの自宅の心地よさを際立たせる。
そんな「自分」だけの世界の中で彼女は片思いを熟成していくのだ。

内に閉じこもることを心地よく感じるヨシカを見た時に思い出したのは、原作綿矢りさの出世作「蹴りたい背中」に登場するにな川だ。
彼はオリちゃんというモデルの大ファンであるで、彼女への愛情を暗い一人部屋の中で募らせている。
現実の学校には居場所がなく口数も少ない彼は、何考えてるかわからない典型的なオタクだが、念願のオリちゃんのライブに初参加した直後楽屋から出てきた彼女への接近を図り周囲の制止を振り払って猪突猛進する。ずっと夢見ていた機会をぶち壊してしまうその行動は、端から見れば滑稽で無意味で痛々しい。しかしにな川は、自分一人の世界に生きてきたからこそいざという時になって冷静になることなどできないのだ。

本作のヨシカも同様に、一番重要なタイミングで冷静になることができない。念願叶って片思いの相手イチと二人きりになった彼女は、彼のとある一言にショックを受けてその場から逃げ出してしまう。
その場所とは高層マンションの一角。夜景を見下ろすほど上空の一部屋と深海の底のヨシカの部屋の対比が見事だ。
深海から思い切って飛び上がった彼女は再び急降下するのだ。
もちろんその場でイチに言われた一言なんてさらりと受け流せばよかったのかもしれない。でも、たった一人で長いこと熟成した思いは、簡単に引き返せる段階をとっくに超えていたのだろう。

ヨシカが人生最大の痛手の後に見る「他人の顔をした世界」が象徴するように、彼女は現実と自分の幻想との乖離に嫌が応にも向き合わされる。
それだけならまだしも彼女は自分の人には言えないコンプレックスを汚され犯され壊されてしまう。
それはひどく辛い体験だがここで彼女に欠如した部分もまた明確になる。
彼女は結局のところ自分の殻を破れていなかったのだ。いや、自分の殻を内側から破ることはできても他者が外側から破ることを受け入れていなかったのだ。
恋愛とは双方向の感情が伴って初めて成立する。自分が一方的に視野見していたのなら、相手が自分をどう見ていたのかということも認識する必要がある。

そんな彼女を救うのは皮肉にも嫌悪の対象でしかなかったニだった。
ヨシカが彼を嫌うのはうざいからということ以上に自分に通じる面があるからではないだろうか。
構って欲しくて常軌を逸した行動に出るニもまた恋愛に不慣れであるがあまりにいかにもテレビドラマが描きそうな恋愛幻想に縛られている。
しかし彼はヨシカとは違い自分の幻想を何度打ち砕かれても果敢にヨシカにアタックし続ける。
彼はその度に戦略を変える。悉くうざくムカつくものだが、一度やらかした手を二度と繰り返すことがない彼はヨシカとは違い着実に成長していた。
ラストで遂に彼はヨシカの聖域に足を踏み入れる。前人未到の深海を初めて開拓した彼は、ヨシカの身勝手で痛々しいS.O.Sに手を差し伸べるのだ。

本作がここまでカルト化した人気を誇るのは、ヨシカの抱える閉鎖的な自意識が実は普遍的であることを物語っている。思い出を美化してそこに耽溺する人は少なくないし特別恥ずかしいことでもない。
何より誰だって恋愛はアマチュアからスタートしたはずだ。

しかし本作はそんなヨシカ達の逃げ場では決してない。
それを象徴するのは、松岡茉優という女優の「今」しかない輝きであり、
印象的に「2017年」の東京の夜景であり、物語の背景に描かれる「現代」の日本の職場における女性の立場だ。
美化された過去と妄想で埋め尽くされた世界に閉じこもり勝手にふるえているだけの我々に、綺麗な夜景といった些細な描写の端々から「現実」を見つめさせてくれるからこそ、本作は新たなバイブルとなりうるのだ。
やるせなさの塊
あと共感したっていう意見多すぎ自分に酔ってんじゃねえよ
吉祥寺のミニシアターでやってた!
「勝手にふるえてろ」
ストレートに生きられない拗らせまくった異常巻アンモナイト、ど陰キャ、私と被っためっちゃ刺さった
孤高で孤独で捻くれてて生き下手で誰にも気付かれなくて透明人間で涙が止まらなくて
全ての生き下手異常巻アンモナイト人間に捧げられた傷だらけ迷走録
久しぶりに邦画観ましたが大当たり!
ラブコメなんてむずむずするだけと思ってましたがこれは本当に良かった
ていうか松岡茉優可愛すぎやろマジか可愛すぎるってあれは堪らんってほんま
ぱなお

ぱなおの感想・評価

5.0
とっても松岡茉優。
ストーリーがどうとか、感動がどうとか、そんなんじゃなくて松岡茉優。