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月と雷のkottanのレビュー・感想・評価

月と雷(2017年製作の映画)
3.2
親はすでになく一軒家に1人暮らす泰子。父親の元愛人で男の家を転々とする母親、とっくに成人してるのにその母親と共に暮らす息子。突然現れる息子と関係を持ち、自分を捨てた母親が産んだ腹違いの妹も加えたいびつな関係の人間たちの集まり。こうして家族のように暮らすことになりましたでは終わらない。結局人はそうそう変われないし、人並みに生きるのって楽なようでいて難しくて窮屈だ。草刈民代の変わりようやさぐれようには驚いたが、男を惑わすような色気が感じられないのが惜しい。
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