emily

ポンチョに夜明けの風はらませてのemilyのレビュー・感想・評価

3.0
 何かやってやりたい!高校卒業間近、卒業式では又八、ジン、ジャンボと中田で卒業式のっとりライブを決行する予定。その前にジャンボの父親の車で高校最後の旅に出る事に・・そこでグラビアアイドルやヘルス嬢と出会いそれぞれの生き方を発見していく・・

 カーラジオとペルーの音楽。面白い小物のチョイスに贅沢なキャスティング。明日ではなく今を生きる少年たち。冒頭から合格発表のニュースがジャンボのお店から流れ、カーラジオから本作と同じタイトルの曲が流れての疾走感のあるオープニング。ペルーの音楽が独特の空気感を繋ぎ、懐かしさ漂う雰囲気とズレ感が笑いを生む。全力の「ピクニック」の輪唱が最高。ついつい合いの手入れてしまう感。誰かが始めるとどんな気分でもついつい歌ってしまう歌。一回目と2回目では明らかに感情が違うのが面白い。またカメラワークも引きで見せたり、ゴールのないロードムービーの空気感をしっかり作り上げている。オープニングの疾走感からエンディング曲へ。シンプルだが、しっかり歌詞が寄り添い、忘れていた熱い物を思い出させてくれる。