ダオ

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書のダオのレビュー・感想・評価

4.2
2017年にアメリカでつくられたスティーヴン・スピルバーグ監督作品。ベトナム戦争への反戦運動が盛り上がりを見せているなか、ニューヨーク・タイムズが政府の極秘文書“ペンタゴン・ペーパーズ”の存在を暴露すると、ライバル紙のワシントン・ポストは……。

スチーブン監督にメリル・ストリープとトム・ハンクスの出演で駄作のわけがないんですが、しかしより上がるハードルを簡単に越えてくる傑作映画となっていました。終わり方も良いですね。さすがプレミアムシネマさんお次は『大統領の陰謀』ですか。

しかしまぁ悲しいのはこの映画と同じようなことが今もまだ普通にあるんでしょうね。いやもっと酷いことになっているのでは? 権力者ってなぁ。

が、が、私としてもっと悲しいのは、こういう素晴らしい映画が2017年につくられているのにもかかわらず、なんだって日本では『新聞記者』というあれほど酷い映画をつくってしまうのか? 完全に国民をバカにしているとしか思えない。ツラい。
ダオ

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