理事長

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書の理事長のレビュー・感想・評価

3.6
✒️あらすじ
ベトナム戦争が泥沼化し、アメリカ国民の間に疑問や反戦の気運が高まった1971年。国防省がベトナム戦争に関する経過や客観的な分析を記録し、最高機密となっていた文書、通称“ペンタゴン・ペーパーズ”の存在をNYタイムズがスクープ。アメリカ初の女性新聞発行人として足固めをしようとしていたキャサリン、そしてその部下である編集主幹ベンをはじめとするワシントン・ポスト紙の面々は、報道の自由を統制し記事を差し止めようとする政府と戦うため、ライバル紙であるNYタイムズと、時に争いながら連携し、政府の圧力に屈することなく真実を世に出そうと決断する...


✒️感想
ずっと感想未記入レビューばっかりしてて、何かしら書かないとなぁと思ってた時に、「あ、これなら書けそう」と思ってた作品。

トム・ハンクス×実話は大好物作品!てことで clipしてた本作を鑑賞!

本作はベトナム戦争を分析・記録した米国防総省の最高機密文書「ペンタゴン・ペーパーズ」を暴露し、その問題性を指摘するマスコミと大統領の攻防を描いた作品。

聞いたことはあるけど詳しくは知らなかったって感じだったんですが、予想以上に面白かったし、ちょっとした知識を得られました🤠

本作の電話会談での経営者の最終決断シーンがとても印象的だったし、そこに行き着くまでのドラマ展開の運びがもう凄い😳

しかも、記者&編集者たちのジャーナリズム、報道の自由から女性の社会進出といった多様なテーマもあって頭が忙しかったって感じの作品😅

女性の社会進出テーマもあったからか、トム・ハンクスというよりはメリル・ストリープの存在感がとても大きかったように思う。

久しぶりのレビューなので、手があんまり動かないのが、僅かながら自分でショック受けました。
「こんなにも鈍るか...」


※ここからは話が少しズレますが、少しだけ。
国家の機密情報流出というと、当時この作品が公開された2017年頃はモリカケ問題、桜を見る会などが記憶に新しいと思う。
その中心にいた安倍元首相。

あの時はこうなると思いもしませんでした...
まさかこんなことが起きるとは...
その波紋は今でもニュースで統一教会や内閣改造まで影響を与えてるだけに、心が痛いですね😢

安倍元首相は個人的に好きな総理だったので、とてもショックです。
何よりご冥福をお祈りします。


✒️作品情報
『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』は、2017年のアメリカ合衆国のサスペンス映画。
ベトナム戦争を分析・記録したアメリカ国防総省の最高機密文書=通称「ペンタゴン・ペーパーズ」の内容を暴露したワシントン・ポストの2人のジャーナリストの実話を映画化した社会派ドラマ。
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