Kei

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書のKeiのレビュー・感想・評価

3.0
『予習必須』

ペンタゴンペーパーズ とはなんなのか。
誰が何をしたのか。
70年代のアメリカの背景。
関係人物関連図。

しっかり観たい方は、
これくらいは事前に調べてから観たほうが良いかと思います。史実なのでネタバレも何もありません。

私も普段はしませんが、観る前にパンフでサクッと観ました。

展開はわかりやすく言うと『スポットライト』です。役者が、トム・ハンクスとメリル・ストリープになっただけで.....

スピルバーグ作品は毎回メッセージ性が強いですが、今回は特に強いです。
アメリカでは実際に関わった人たちから、軽率だと批判も出ているみたいでずが、、、

スピルバーグ本人も言っていますが、撮影からポスプロまで最速で仕上げたみたいです。内容はヘビーで、史実を知らないとラスト?!となります。

日本でもリアルタイムで経験した方は、何か作品から得るものがあると思いますが、リアルタイムでない方はピンと来ないかもしれません。

ただ、テーマは今の日本に大変タイムリーな『報道の自由』。

毎日ニュースや新聞で取り上げられている、さまざまな問題が真実なのか。ネット時代、マスコミより市民の方が真実を知っている現代からしたら、この映画のようなことにはならないかもしれませんが、映画が私たちに訴えかけてきている物のおもさは重い。
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