それじゃ日本はどうなんだ?と情けなくなった。
「朝日新聞は〜」と特定の新聞社を非難したり、「毎日新聞」系のTBSを目の敵にしたり、逆に改憲については「読売新聞を読め」とか、例年「産經新聞」に正月対談してたり、という総理がいる日本の状況はどうなのか。
特定秘密保護法案が成立し、今度は放送法も変わりそうだ。
政府に不利な情報は取材できず、国民の知る権利も報道の自由も制限される。
それどころか、労働時間のデータがおかしかったり、はては国会の証言も「改竄」された。
スピルバーグ監督は、トランプ政権になってからの状況に危機感を持ちこの映画を撮った。
報道は政府を守るのでなく、国民を守るものだ、報道の自由は民主主義の根幹だというアメリカ最高裁の判決文がテーマだろう。
じゃ、日本は……。