Uske

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書のUskeのレビュー・感想・評価

4.1
時事問題や社会問題、歴史などに疎い自分もけっこう楽しめた。しかしこれがまた知らないが故にいろいろ微妙な気分にもなる。
権力vs報道の自由

この手のネタに興味がある人は若者から高齢者に至るまで、きっと延々と語り尽くせるのかもしれない。

一方で、そのネタに疎い自分には、報道の自由に対してもあまり権力を持たせては怖いな(←今やそれすら遥か過去の議題)とまでは思ったが、正直そんなことよりメリル・ストリープの名演にやられた。

何か身の丈を超えるほどの大き過ぎることの決断。実際はどこまでの葛藤を伴っていたのかわからないが、メリル・ストリープのあの様子が現実の再現だとしたら、自分なら多分、中年でありながら老衰(自然死)してるだろうと思う。
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