良かったとこ1 企画力
タイムリーなテーマを、偶然ではなく狙って短期間で制作して公開すること自体、なかなかできるものじゃない。おまけに、狙ったように賞レースには絡んで話題を呼んでそこそこ客が入るという企画の勝利。
良かったとこ2 過不足ない演出
終盤になるまでは、スピルバーグ映画というより、プロの職人が作ったムダが全くない映画。後半の盛り上がりに欠けると自覚してるのか、新聞の印刷シーンはケレン味を付け、ラストシーンになってようやくスピルバーグ映画らしい見せ場を作って終わるあたりも作戦どおりな感じ
ダメだったとこ 取り上げてる題材の地味さ
報道の自由がテーマだというのは分かるけど、この事件を取り上げるのにワシントンポストの視点で捉えるのは明らかに地味。
10年後にこの映画見返すかというと、多分見ないと思う。
