いい社会派映画でした。
オーナーである父と経営を受け継いだ夫を亡くす中で周囲から揶揄されながらも奮闘するグラハム夫人の姿、政府の隠蔽を暴こうと奔走するベン、そして裁判に負ければ投獄というリスクを背負いながらも真実を公表する決断をした2人を含めたワシントンポスト紙…とアツいプロジェクトX的な展開が目白押し。
トランプ政権誕生45日後に撮影を開始したということもあって、自分を貶めるニュースはフェイクニュースだと痛烈に批判したトランプ政権に対するアンチテーゼにもなっていました。
報道が仕えるのは大統領ではなく国民的なセリフもあり、今後もスクープを追い続けるワシントンポストという締め方で終わっていて良かったです。