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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書のwoosのレビュー・感想・評価

4.0
TOHOシネマズ新宿にて字幕版を鑑賞。
2018年新作劇場鑑賞32作目。
客席は7割くらい。
テーマ「義務」

[全体として]
時はベトナム戦争最中のニクソン大統領政権下、ペンタゴンペーパー(過去に歴代大統領、主にトルーマン、アイゼンハワー、ジョンソン、JFKなどが国民について来た嘘とか、国民に秘密にしてきたことの報告書)がある人物の正義感によって漏洩し、それをニューヨークタイムスとワシントンポストがスクープして、国と戦うことになる実話を基にした話である。
やっぱりアメリカはこういう自浄作用が働らくのがすごいなぁ。
ま、映画好きならスピルバーグの新作は当然見るでしょ?
町山さんがこないだやってたリーアム・ニーソン主演の「ザ・シークレットマン」とセットで観るといいと言ってたし、高橋ヨシキさんがそれに加えて「大統領の陰謀」と合わせて観ると3次元的にこの時代がわかると言っていたので、追っかけで観ないと。

[良かったところ]
最近のスピルバーグは、とにかくストーリーが簡単に理解出来るように作っているし、伝えたいメッセージも明確で分かりやすい。
あと、アメリカという国のメディアは誇りと信念を持ってやっているんだなということがよく分かる話だった。今は知らないけど当時はプライドを持ってやっているなと。
日本のメディアでここまでガッツのあるところは見当たらないなぁ。
演じる役者は手練ればかりで文句つけようがないです。

[気になったところ]
あの子供が売ってたレモネードの収益がいくらだったのは気になるところだ。


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アメリカという国は知れば知るほど面白いのですが、これもアメリカを知るのにいい教材です。(映画として単純に面白いし)
オススメです!
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