最後、何に対する涙なのかわからないのだけど、自然と涙が頬を伝ってました。とてもよかったです。
社会派スピルバーグやっぱりいいですね!でも観ている側に手に汗握るようなドキドキした展開を静かな映画の中でも演出でき、さらにそれを短期間で完成させてしまうというのは、やはり普段ドキドキの展開の映画をたくさん撮っているから成せることだなと思いました。
報道の自由ってつくづく難しいなって思いました。いろんなところからの圧力だったり、真実を伝えなきゃいけないから踏み込んだところを報道したいけど、絶対に誤報はダメで…。でもこの映画の中では正しいと思って信念を貫いて、時にはライバル紙と結託してっていう報道魂に心揺さぶられました。でも私がいちばん感動したのはメリル・ストリープ演じるキャサリンがお飾りみたいな感じだったのに、最後の方で静かだけど内に秘めてる熱いものが見え隠れした瞬間です。あんなかっこいい女性になりたい。
音楽がとてもとてもよかった!
ベトナム戦争時のアメリカについて勉強不足だったことに猛烈に反省していますが、比較的わかりやすい映画になっていてよかったです。