ひかる

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書のひかるのレビュー・感想・評価

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1971年ベトナム戦争における最高機密文書がリークした政治スキャンダル。
そこにはメディアの報道の自由に対する責任とそれを実現する難しさがあった。
権力による圧力と資本主義の中で生き抜くための産業障壁の二つの壁。
民主主義と資本主義の葛藤がメディアなのかもしれない。

およそ40年前の話だが、現在の社会に生々しく問題提起している。
それはアメリカのトランプショックに限らず、日本の安倍政権にも言える。
スピルバーグってほんとすげーな。

政府の本質は都合の悪い事実は隠し、なかったことのように装う。
沖縄で会った奥間さんのいう通りだ。その本質はいつのどこの政府もおんなし。

だからこそ、報道の自由を果たすメディアの重要性は大きいし、それを受け取る市民のリテラシーが問われている。
めちゃくちゃ勉強になるし、モチベ上がる映画でした。
ひかる

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