おかみにゃん

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書のおかみにゃんのレビュー・感想・評価

4.0
2018/4/30
ベトナム戦争に関する”不都合な真実”が記載された国防省の機密文書をスクープしたワシントンポスト紙の実話。
追い詰められたニクソン大統領は、その後のウォーターゲート事件へとつながっていく。

「国家の利益優先」という名目で「報道の自由」を規制する政府に対し、「報道は誰のためのものか」の信念を貫くマスコミの在り方が描かれている。

不都合な真実を全て”フェイクニュース”で片付けようとするトランプ政権に対する、スピルバーグの強烈なメッセージだと思った。

あまりこの作品が日本で話題に上らないのは、防衛省日報問題や財務省文書改ざんが思い起こされるので、マスコミが忖度してるのだろうか💢