Junkei

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書のJunkeiのレビュー・感想・評価

3.8
見逃していた一本をようやく観ることができた。

内容がどうしても「スポットライト」を思い出してしまう。脚本家のひとりは「スポットライト」の脚本家だった。

ベン(トムハンクス)の家で、コピーされた文書につなげる作業がアナログでいい。
奥さんのサンドイッチの差し入れもいいけど、娘のレモネードの販売は絵的にも清涼剤として機能しているだけでなく、カメラが動くきっかけにもなっていた。観客の視線をうまく誘導させる。

そしてアナログの新聞のカッコいいガジェット感。電話も今とは違うし、書き終えた原稿は、走って社まで届ける。そんな時代だからこそのスピード感があったように思える。

人が決断する瞬間の緊張感はドラマになりやすい。
深夜にキャサリンに決断に委ねたるベン。決断したするキャサリンの強さとすぐにベッドに向かうかわいさは、この映画の白眉。

新聞を運ぶトラックが、束ねた新聞を道に放り投げるシーンが何度かあった。そんな雑なことをしてたのか? 新聞が水たまりで濡れるなんて。