むぶどん

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書のむぶどんのレビュー・感想・評価

3.8
ワシントンポスト社の人々が、自分のすべてを危険に晒すことになるかもしれないと知りながらも政府に反抗し、ベトナム戦争の真実を伝えた実話を描いた作品。監督のスピルバーグが同時期に製作を進めていた『レディ・プレイヤー1』とは対照的な、バリバリの社会派もの。部分部分のカメラワークや最後の新聞を刷るシーンは観ていて気持ちが良かったし、人々が決意し勝利する展開はとてもスッキリしたが、この事件についての知識がそれほどなかったりこちらの態勢が良くなかったからか、途中あたりがいまいちのめり込めなかった。完全にこちらの落ち度なので、またいずれ観て面白さを確かめたい。