日本の新聞で特に政治報道は国民のための新聞であるべきだという視点が薄れている。
なになに番と呼ばれるバンキシャが出所が同じネタを新聞各社がちょこっと変わった文書を加えて書いている。
その様な画一化された新聞業界において、北海道新聞が掲載した北海道警察と闇社会との癒着の為の裏金問題いわゆる稲葉事件は新聞の正義が感じられた数は少ないですがそういう事例もあります。
本作品は1970年代最も熱き年代に繰り広げられた新聞と政府との戦いで新聞社側が正義の勝利を勝ち取った画期的な出来事を豪華出演メンバーで描かれたものでしたが少しスマートすぎる感じでほとばしる熱があまり伝わってこず、大変残念な感じの「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」(2017年作)でした。
