Rumy

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書のRumyのレビュー・感想・評価

3.7
これは最低限の一般教養が無いと終始『ポカーン』となる映画なのは間違いない。
スピルバーグはホンマにトムハンクス好きやんな。しょっちゅうタッグ組んでる。

アメリカの機密文書を新聞社がすっぱ抜くお話です。メインテーマはなんと言っても"報道の自由"。劇中で何十回も触れられております。ただ、主題のゴリ押しがえぐい。そこまでしなくても、、、というのが正直な感想です。
サブテーマが"女性の社会進出"。メリル・ストリープと言えば『プラダを着た悪魔』のような敏腕であり怖い女性のイメージ。ただ、今作ではどちらかと言えば少し頼りない株主。報道の自由のために闘うか、保身のために政府の言いなりになるのか、その最終決定を委ねられるのが彼女です。

やっぱりマスコミはこうあるべき!芸能人が不倫したやら黒い繋がりがあるやらそんなのは興味ございません。ただ、お金のなる木ではあるから手放さないのも当然理解できます。頑張れ日本のマスコミ!

スピルバーグは確かアンチトランプやっけ。最後のウォーターゲートに触れてみたり何か含みのある映画でした。
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