たん実

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書のたん実のネタバレレビュー・内容・結末

3.2

このレビューはネタバレを含みます

【信念を貫く】

これこそが、この映画の肝になっているところかなあーと。

メリルストリープ演じるキャサリンが社主として頼りないという部分から
あの!判断を下すまでの変化がまた見どころでしょうけど、私は序盤からあまり頼りないところがよくわかりませんでした(汗)

ただ、夫や父が築き上げてきた会社、その社員たち、自分の家族など全て犠牲になるかもしれない重大な決意をした彼女。
「文書を公表する」と断固たる決意を固めた瞬間は瞳のを奥から揺るぎない意志を感じるものでした!
同じ女性として、芯のある女性というのはこういうことかと思わされました^ ^
大好きなシーンです。

いつの世も女性はやはり強し。


今まで見た映画やドラマは記者というものが何故存在するのかと思わされるくらい嫌な印象でしたが、この映画を観て
正義の為に全てをかける人たちもいるんだと気付かされます。

ベトナムの戦地に赴いた人たちの想いやその家族、そして何人もの人達が犠牲になったんですからね……

そしてこの時代は女性軽視や差別、社会に出ることを良く思われていなかった時代だからこそ、こうした大きく揺るがす事件をキッカケに女性表舞台に立てることが出来る一つになったのではないかな?

メリルストリープ!カッコいいっす!!
たん実

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