ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書の作品情報・感想・評価

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書2017年製作の映画)

The Post

上映日:2018年03月30日

製作国:

上映時間:116分

ジャンル:

3.8

あらすじ

「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」に投稿された感想・評価

ucandoit

ucandoitの感想・評価

5.0
再視聴

もう一度観ても最高にスリリング、さすがスピルバーグです。

大変重要な問題を扱っています。報道の自由と国家機密。政府は自分の過ちを過小評価して機密漏洩の脅威を過大評価します。

第二に新聞社の編集の経営からの独立。編集主幹は経営からの介入と徹底的に戦います。日本から見ると夢のようだ。

更に政府や企業の影響をもろに受けるテレビと新聞のクロスオーナーシップ(日本では未だに許されている)、三権の独立、女性差別。

それと文書保存の重要性、マクナマラは自分たちに都合の悪い資料も後世の研究の為に保存します。日本の現政権は50年経った今でもこれに逆行して政官の過ちを隠蔽しようとしているのは情けない。

1971年の話ですが、日本のメディアは未だに政権との距離感保つ努力が見られない。民主主義の成熟度の違いです。国家に対峙するワシントンポストを他の報道機関が全面的に支援するところが感動的。

新聞は歴史書のfirst rough draftだそうです。トランプに対する危機感が感じられます(日本の現状はさらに酷いです)。ポストは政権に出禁にされるがこれがウォーターゲイトの序曲、というエンディング。メリルストリープは余り好きでは無いがここでは好演してます。

トムハンクス演じる編集主幹の動機にはライバル紙に対する競争心や功名心も見て取れますが、女性社主の苦悩を説く奥さんが素敵(オーシャンズ8のサラ・ポールソン)途中までは全く脇役ですが最後にググッと存在感を示します。見事なヒューマンドラマに仕上がりました。

又、ベトナム戦争に懐疑的だったマクナマラの苦悩も感じられた。傑作です。
まつ

まつの感想・評価

4.0
偉大すぎる決断!
カヨ

カヨの感想・評価

4.5
とても好き。
chi

chiの感想・評価

3.7
報道の自由
M

Mの感想・評価

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「the press was deserved to the governt not the governances 」
完璧じゃなくても最高のものを それが仕事
オーケー
ヘビー。ここら辺の時代は大変だ。
ウォーターゲート事件などワシントンポストの評判を高めたキャサリン・グラハムと編集部が、ベトナム戦争の真実が記されたペンタゴン・ペーパーズの掲載をめぐって政府と闘う姿を描いた作品。

キャサリンに迫られた決断、それはなんて難しい決断だろう。
記者たちの報道機関としての熱い使命感と行動力、経営者としての責任、それぞれの立場での思いがある。結果うまくいったからいいものの、会社が潰れてしまう可能性も高かったわけで。
しかしそのギリギリの判断で、正しいことをする者が報われるストーリーには胸がすく思いがする。

キャサリンが急に経営者とならざるを得なくなり、男社会の中で自信が持てず悩むところから、立派なリーダーとなっていく成長も描かれていて、今作、スピルバーグがキャサリンに焦点を当てて作ろうと意図したみたいだけどそれがよかった。彼女の温かい人柄と新聞を愛する気持ちがよく伝わってくる。編集部のデスク?のベンの奥さんがキャサリンの決断を讃えるシーンにグッとくる。

メリル・ストリープとトム・ハンクスがとんでもなく上手い演技で、そりゃもうひれ伏したくなるほど。

アメリカだけでなく、日本においても、いまの時代だったら、同じ状況の中で果たしてどうなるのだろう。メディアはどう動くのかな。

報道が仕えるべきは国民だ。統治者ではないー判決文のこの言葉が重く響く。
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