ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書の作品情報・感想・評価 - 312ページ目

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書2017年製作の映画)

The Post

上映日:2018年03月30日

製作国:

上映時間:116分

ジャンル:

3.8

あらすじ

「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」に投稿された感想・評価

Yuya

Yuyaの感想・評価

4.1
季節柄の楽しみを失うほどまで 映画に取り憑かれてるわけもなし 連日の花見もひと段落 やっとこさ 久々映画館での連日観賞も何のその…英米と続けざまに重厚な政治モノに心震わされてんなぁ

この国でも連日取り上げられてる問題の発端は ひとつの記事だし 偉大なる(?)アメリカの今もまた どっかの社が出禁にされたりと 民主国家そして報道の自由を守るべき国家において その最前線で戦い続ける正義のひとつが ジャーナリズムである事は間違いないのだろう

名優の舌戦もさることながら スピルバーグの熱量が久々に凄まじい…
タイプライターを叩く一音一音 積まれた新聞の束を裂く際の慌てぶり 手書きの赤入れに 植字やゲラ 活版印刷の工程から 機械内を勢いよく流れるまでの全てに 文字が言葉が新聞が そして報道が持つチカラの強さが押し込められていて 集約された正義を象徴していた気がする

ワシントンポストの紆余曲折は初耳だったし くだんの裁判もまた新たな知識になったけど 誰もがその顛末を想像できる ラストシーンの出来栄えは見事としか言いようがない
ぶっちゃけ 日本人としちゃ カミさんに手を焼いてる様子のニクソンの電話には 時の首相を思い浮かべて笑ってしまったけどね
かえ

かえの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

スピルバーグ監督×メリル・ストリープ

このタッグじゃなかったら観なかったかも。
報道の自由を守った新聞社が裁判で勝った時はすごい感動した。
最後に行くにつれてすごい!
Nayu

Nayuの感想・評価

3.8
日本史専攻だった私にとってはなかなかに難しい内容だった、、

報道の自由を守り抜いた新聞社たちすごいし、トップの判断って案外大変なんだなぁって思った

機密文書が明らかになって結果良かったと思う
時期を見て機密文書を公開することになってたら、ベトナム戦争はどうなってたかわからないし、それのせいで戦地に送られる若者が減らず死者が増えることを抑えられなかったと思う
ベトナム戦争を終結にもっていけなかったのは、アメリカが敗北することを政府関連者が良いとしなかったからということに腹をたてるのは最もだと感じた

国民の意見を参考にできない大統領はダメ
genhosoya

genhosoyaの感想・評価

5.0
今まさに社会が注目する問題を啓蒙する脚本、物語を重視したカメラワーク、時代設定に忠実なセット、役の個性が表現された衣装やヘアメイク、クライマックスを盛り上げる音楽など、全てがハリウッド最高スタッフで創られた、間違えなく楽しめるザ.スピルバーグ作品。
政治問題について行けず中盤は若干退屈でしたが(恥笑;)。
続きのウォーターゲート事件は「ザ・シークレットマン」がオススメ。

ペンタゴンペーパーズ特別映像"The Craft"
https://www.youtube.com/watch?v=J55KgQuNXYY
水戸黄門的、大人のザ スピルバーグ的。

だが、仕立てられたように、思惑通りに涙した。

もっと細かいディテールがわかれば違う見方なのかもしれないが、今の日本の状況を考えるとプロパカンダ的に、メディアが取り上げてもいいように思う。

そういう映画の1つの価値として高得点!
あらき

あらきの感想・評価

4.0
少し前のアメリカ的民主主義を否定しきることなく正しく消費する映画
そういう意味でもアメリカ映画
自覚を持ってはじめて映画館でスピルバーグを観て、今さらだけどやっぱりスピルバーグ上手なんだと思った
ホワイトハウスの陰謀を暴き、ベトナム兵の命を守るためには、究極の選択をしなくてはならない…彼女が葛藤するこのシーンには身体が震えた。

史実なので不謹慎な言い方だけど、サスペンス映画として、もの凄く面白かったです。

ただ、字幕を追うのに忙しい映画で、前よりの席は非常に見辛かった。
これから観る方は座席を考慮して、メリル・ストリープの熱演を、是非、ご堪能ください。
やっぱり、彼女はとんでもない女優さんでした。
なやら

なやらの感想・評価

4.0
ド級。ヤバかった。
自信も所在もないメリルストリープが、迷いまくった末に決断を下す話。泣く。
挙句の果ての印刷シーンがアツい。「想いを形にする」表象として最強のエモさ。活版組から輪転機稼働、結束まで丹念に見せてくれて絶頂。泣く。
mtakky2001

mtakky2001の感想・評価

3.1
アイゼンハワー、ケネディ、ジョンソン、ニクソンが隠したベトナム戦争の実態をワシントンポストが政府機密文書を元に暴いた実際の事件に基づく作品をメリル・ストリープが社主とトム・ハンクスが編集局長で描く、となれば面白いに決まってる♫連邦最高裁まで争われた「報道の自由」と「国益の為の機密保持義務」。それぞれの正義を信じて新聞社も政府も引かない。そこに元国防長官のマクナマラ氏が大きく関わる。映画「フォッグ・オブ・ウォー マクナマラ元米国防長官の告白」が製作されたのもこの事件があったからなのだろうと想像した。
この事件の後、キレたニクソンはウォーターゲート事件を引き起こす。この同じキャストでウォーターゲート事件を追うドラマシリーズを作ったら凄そう。しかし冷戦時代のワシントンポストは「ポトマック河畔のプラウダ」と揶揄される程、ソ連寄りで、反アメリカ政府的だったようだ。
また、同社の現在のオーナーはアマゾン創業者のジェフ・ベゾスであるのも興味深い。

更にウェブを見てたらこんな記事が
「中国政府、そして中国共産党がすでにニューヨーク・タイムズとワシントン・ポストの紙面を定期的に買ってしまっているからなのだ。実は、この2紙がここ2年ほど毎月1~2 回、定期的に「中国日報」(チャイナデイリー)を自紙の一部に入れて、刊行し、配布しているという実態がある。ワシントン・ポストもニューヨーク・タイムズも、中国日報の一部を自社の新聞の中に組み込んできたのだ。だから中国政府は、中国日報の紙面を使って今回のような広告をすぐ簡単に出せるのである。

 中国日報は中国共産党中央宣伝部が直轄する英字新聞である。同共産党の公式の機関紙は「人民日報」と「光明日報」とされるが、中国日報もランクは一段、下がるとはいえ、英文の立派な同党機関紙なのである。中身は中国共産党の主張を対外発信するプロパガンダ新聞であり、ニュースも同党の望む形でしか載せられない。だから「中国は知的所有権を尊重している」とか「チベットの人権を重視している」などというデマ記事さえ、英文で米国の両大手新聞の一般読者の目に触れることになるのである。 」
https://blogs.yahoo.co.jp/saipan_is_number1/61853393.html

アメリカ政府の方針に従ったような記事だけを書くのは報道の自殺だ!とばかりにジャーナリズムに燃えた当時のワシントンポスト記者が、今は中国共産党の機関紙を定期的に組み入れて配っていると聞いたらどう思うのかなぁ?自国の政府の方針に沿った記事は書かないが、外国の政党の意見そのものをそのまま配布する現在のワシントンポストにジャーナリズムはあるのかなぁ?
スピルバーグはハズレないね!
メリルストリープ、トムハンクスの演技力も最高でした!
報道の自由大事!今の日本の政治家にも観て欲しい映画です。