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蜘蛛の巣を払う女のliftmanのレビュー・感想・評価

蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)
3.5
ドラゴンタトゥーの続編ってことだけど、デビットフィンチャーじゃないのね。
リスベット役の女優さんはシガニーウィーバー似で、やや骨太で女兵士みたい。ルーニーマーラの病的で華奢でパンクな感じとはまたちょっと雰囲気が違う。
デバイスを持つとご都合な無双感もなかなか楽しめますが、接近戦では押し込まれちゃうのがリアルで逆に盛り上がりました。
敵キャラの女性が意外にもブレードランナー2049のあのひとで、非現実的な役が似合ってます。
雪の上の黒ずくめと真っ赤のわかりやすい対比もなかなかカッコいいのですが、オープニングからアクションから電子ガジェットからファッションまで、終始最近の007に酷似していた気がします。
たぶん原作では姉妹と父との関係が北欧の陰で鬱な背景の元もっと濃く表現されていただろうけど、そこはきっとマイルドになってしまっていて、全般に手堅く仕上がってる印象でした。
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