菩薩

地獄愛の菩薩のレビュー・感想・評価

地獄愛(2014年製作の映画)
3.6
他人の人生に侵入し侵食し破壊する事に天賦の才を持つ人間は当然のようにしているもので、当然その逆の人間いるからそんな現実が成り立つ。そしてそんな2人の関係はある時を境に簡単にひっくり返るもので、今回の場合も易々と逆転現象が起きる。基本的にはジジイとババアが未亡人から金をせしめようして、ジジイが我慢ならず未亡人ババアとハメちゃって、でババアが嫉妬にトチ狂って未亡人殺害→解体処理→SEXして仲直りのパターン。まぁ何が地獄って熟女趣味無い人間にとってはババアのダルッダルの裸体を曝け出しながらのエロシーンがまぁまぁの苦痛。解体処理のシーンに『冷たい熱帯魚』ばりの狂気があれば良かったと思うけど、せっかく糸ノコで足首切り落とすシーンにモザイクが入り超興ざめ…入れるべきはそこでは無いだろう。そしてこの映画超尻切れとんぼです、何かもうワンアクションあって然るべきままエンドロールに突入して結局何もなくて拍子抜け、勿体無いなあ。オリジナルの『ハネムーン・キラーズ』よりはかなりエンターテイメント作品に仕上がってて、激情的かつ猟奇的、ジメジメと湿度の高くねっとりと絡みつく血みどろのドラマ、嫌なもんを観たって感覚はこちらの方が上かも。タイトルに「地獄」を冠するにはちと手ぬるい。