ゆりへなちょこ

地獄愛のゆりへなちょこのネタバレレビュー・内容・結末

地獄愛(2014年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ハネムーン・キラーズのカップルをモデルにし、新たなシリアルキラーカップル(こっちはあくまでフィクション)を描いたのが地獄愛。

地獄愛を先に観て後からハネムーン・キラーズを観たんだが、これはプログラム逆の方が良かったんじゃないかな。
先にハネムーン・キラーズを観た方が絶対良かったかも。

ハネムーン・キラーズのマーサの嫉妬が可愛く見えるぐらい、地獄愛のグロリア嫉妬はおぞましい。
パンフレットを読むと「普通の女性だったグロリアが」的なことが書いてあったけど、そもそもグロリアは元々普通じゃなかったと思う。内に「尋常じゃないくらいの誰かに愛されたい願望」を秘めていたのだと私は思った。秘めてたからミシェルと初めて会ってSEXして「この人は私を愛してくれる!」と思い込み、すぐに娘を他人に預け(グロリアはシングルマザー)ミシェルに走ったのかなぁ、と。

一方のミシェルはクソの中のクソ男。
クソしか言いようがない。
ハネムーン・キラーズ同様、2人に出会ってしまって巻き込まれて殺された人たちはたまったもんじゃないだろう。

グロリアの場合は嫉妬を通り越し、「自分を愛してくれるミシェルを失いたくないから」という執着に走った結果狂ってしまったのだろう。
そんなグロリアの執着という呪縛から逃れられず最後に斧を振り下ろしたミシェルはやっぱりクソ男だ。

死体を前に突然歌い始めたかと思えば足を切断するシーンは大好きです。
ただモザイクかかってたから残念。
ハネムーン・キラーズの2人には歪んではいるけど確かに愛が存在したと思う。
が、地獄愛の2人には愛なんて存在しない。自分大好きの似た者同士だったのではないか、と。

最後にグロリアが泣きながら娘に電話をするシーンはグロリアに対して胸糞の悪さをおぼえた。ミシェルへの執着が消えた途端に娘に電話って、グロリアも大概なクソだ。

クソクソ書いてるけど嫌いじゃない、むしろ好きな映画。