ゆん

地獄愛のゆんのレビュー・感想・評価

地獄愛(2014年製作の映画)
3.2
結婚詐欺師の男とシングルマザーの女が共謀して金をせしめようとするが、女は被害女性に嫉妬し殺害してしまう。実際の連続殺人事件をモデルにしたストーリー。

マーサ・ベックを演じた熟女がどことなく十朱幸夫っぽく、脈絡も無く全裸の二人が焚き火のまえで躍り狂うなど五社英雄作品を彷彿とさせる。
マーサはとても嫉妬深く、ターゲットの女性から金を受け取る前に性行為を目撃し殺してしまう。当然男は怒るが、二人で遺体を解体し、次のターゲットを探す。当然のように次のターゲットでも同じことを繰り返すという、行動に何一つ合理的な部分が無い刹那的な生き方が二人の愛を際立たせている。
「変態村」同様、寂しさの描きかたが上手く映像もミュージックビデオのような美しさがある。足首の切断シーンにモザイクがあったのが残念。